使い易くて軽い!燃焼系ガスランタンの選び方とおすすめ19選

Outdoor Gears

燃焼系機器の中で比較的取り扱い易いガス機器はアウトドアでも重宝されます。
特にガスバーナーは登山やキャンプでの火力して用いられることが多いため、燃料統一の考えからガスランタンも必然的に多くのユーザーに活用されています。

ガスランタンは強い光でキャンプのメインランタンとして活躍したり、燃焼系独特の灯の揺らぎをテーブルで楽しんだりとアウトドアでも好まれるギアです。
今回はガスランタンの選び方とおすすめを紹介しましょう。

ガスランタンを選ぶときのポイント

ガスランタンはガスを燃料とする燃焼系ランタンです。
燃料となるガスの供給はOD缶やCB缶と呼ばれるガスカートリッジから行い、カートリッジ内のガスが尽きた場合は新たに充填されたカートリッジと交換することで再使用することが出来ます。

燃料のガスはガスラタンの内部を通りマントルと呼ばれる発光部へ供給され、マントルと共に燃焼することで光を発っします。
マントルの取り付けを除く使用方法は、家庭用の携帯ガスコンロと同じように点火ノブひとつで着火、光量調整、消火まで行え、比較的手軽に扱える事が大きな特徴です。

燃料自体が軽くガス機器とカートリッジを合わせてもそこまで重量物にならないということも特徴のひとつで、持ち運び時には本体とカートリッジを別々に収納できるなど、携行性に優れているところも魅力のギアです。

反対にウィークポイントとしては低温下で出力が落ちる点です。
これはガスランタンだけでなく一般的なガス機器に共通して言える事ですが、出力の源となる燃料の供給はカートリッジに封入された圧力によるため、温度が下がるとカートリッジ内の圧力が低下しガスの供給が不安定になります。
これはドロップダウンと呼ばれ主に低温下で見受けられる現象ですが、それほど気温が低くなくても長時間点灯し続けるとガスの気化熱でカートリッジ内の温度がどんどん下がり同様の現象が一時的に発生します。

ガス機器にはドロップダウンという現象が付きもので、ドロップダウンが起こると火力や明るさなどのパフォーマンスが低下します。
使い易いガス機器ですがウィークポイントもあるという事を把握しておくことも大切です。

ガスランタンを選ぶときのポイント

ガスランタンを選ぶ時は次の3つのポイントをしっかり確認しましょう。

  • 光量
  • ガス消費量
  • メーカー
光量

ランタンには大光量で広い範囲を照らす役割のものと、柔らかい光で狭い範囲を照らす役割のものがあります。
ガスランタンにはどちらの用途のものも準備されているため、シーンに合わせた光量の選択が可能です。

ガス消費量

ガス消費量が少ないに越したことはありませんが、消費量と光量は比例関係にあるため、大光量のものや最大光量で使用した場合に燃焼時間が短くなるのは仕方がありません。
光量の大きなランタンや長時間灯す場合には、予備燃料を持っていくなどして対応しましょう。

メーカー

基本的にガス機器の燃料はメーカーの純正品の使用が求められています。
そのためバーナーなど他のガス機器とメーカーを合わせておくと、予備燃料含めて必要なガスカートリッジ数を抑えることができます。

厳選 大光量ガスランタンの紹介

それではおすすめのガスランタンの紹介です。
まずは光量の大きなメインランタンとしての役割を担うランタンから紹介しましょう。

CAPTAIN STAG / キャプテンスタッグ


UF-2

テラパワーガスランタン<L>

最高光量を誇るテラパワーガスランタン。
リフレクターが標準装備されているため、上部に逃げる光もサイト内に確保できます。
キッチンとダイニングの傍で灯せば、他に光源がいらないくらい明るく照らしてくれます。
ガスランタンを1台で済ませたい方におすすめです。

19,800

光量 280W相当
ガス消費量 100g/h
本体サイズ Φ200×230mm
本体重量 約1,100g

(画像出典:CAPTAIN STAG)

UNIFLAME / ユニフレーム


UL-X

フォールディングガスランタン

メタリックなボディでガスカートリッジを隠すことが出来るスタイリッシュなガスランタン。
燃焼時の熱をガスカートリッジに伝達するパワーブースターが搭載されており、低温時の出力低下を抑えることが出来ます。
収納時にはボディ内にホヤが収納出来るため、携行性にも配慮がされています。

13,750

光量 240W相当
ガス消費量 80g/h(換算値)
本体サイズ 135×120×210mm(収納時)
本体重量 約1,400g

(画像出典:UNIFLAME)

MINIMAL WORKS / ミニマルワークス


ビレンランタン

VILLAIN LANTERN

ステンレスにチタンメッキを施した、黄金色の重厚感が魅力のガスランタン。
暗闇に光るランタンの灯と照らされる黄金色のボディが、特別の夜の時間を仕立ててくれます。
ガスランタン特有の音が似合うランタンです。

38,500

光量 210W相当
ガス消費量 120g/h
本体サイズ φ166×361mm
本体重量 約1,600g

(画像出典:MINIMAL WORKS)

Coleman / コールマン


2500 ノーススター(R) LPガスランタン

コールマンの代表的な大光量ランタンであるノーススターは、大型のチューブマントルでサイト全体を明るく照らしてくれます。
ガスカートリッジを装着すると大きなサイズになりますが、その見た目とは反対にそれほど重量が増えないのもガスの特徴です。
緑色のボディーにホヤのプロテクターがコールマンらしいランタンです。

14,960

光量 200W/320CP相当
ガス消費量 100g/h(換算値)
本体サイズ Φ145×260mm
本体重量 約1,300g

(画像出典:Coleman)

snow peak / スノーピーク


GL-300A

ギガパワー BFランタン

他機種に比べて光量は落ちるますが、スノピスタイルを楽しむ方にはギガパワーがおすすめです。
ギガパワーをメインに、小型のランタンやほおずきなどを織り交ぜてサイト全体を演出すれば、ラグジュアリーな雰囲気が作り出せるでしょう。

23,540

光量 170W相当
ガス消費量 80g/h
本体サイズ Φ130×235mm
本体重量 約1,025g

(画像出典:snow peak)

CAPTAIN STAG / キャプテンスタッグ


UF-8

フィールド ガスランタン<L>

中光量のフィールドガスランタン。
スリガラスのホヤがランタンの強力な光を柔らかい光に変え、テーブルに置いても眩しすぎない丁度良い明かりを作り出します。
そっと添えられたロゴも魅力的です。

16,500

光量 150W相当
ガス消費量 120g/h
本体サイズ 130×120×215mm
本体重量 約720g

(画像出典:CAPTAIN STAG)

厳選 小型ガスランタンの紹介

続いて小型のガスランタンの紹介です。
小型で光量の少ないガスランタンはテーブル上を雰囲気よく照らします。
優しい光と燃焼音が夜の団欒にぴったりです。

PRIMUS / プリムス


2245ランタン

雨除けの傘とスリガラスのホヤが特徴的なプリムスの2245ランタン。
長年愛される優しい光が魅力です。
吊り下げて使用できるようワイヤーサスペンダーが備えられています。

14,300

光量 370ルクス(100W相当)
ガス消費量 30g/h
本体サイズ 83×83×127mm
本体重量 約200g

(画像出典:Amazon)

PRIMUS / プリムス


541マイクロンランタン

小さなボディにバーチカルイグニッション(垂直型点火)システム、トリガー式の点火レバー、超軽量バルブ、割れないメタルメッシュホヤ等、プリムスの技術が詰め込まれたが小型ガスランタン。
軽量でありタフなランタンで、テント泊登山などの装備としても魅力的です。

14,300

光量 320ルクス(90W相当)
ガス消費量 30g/h
本体サイズ 61×62×106mm
本体重量 約115g

(画像出典:Amazon)

Coleman / コールマン


フロンティアPZランタン

コールマンを代表するテーブルランタン。
優しい光で団欒の場に温もりを与えてくれます。
しっかりした造りとコストパフォーマンスが魅力的なランタンです。

6,490

光量 80W相当
ガス消費量 40g/h(換算)
本体サイズ 100×75×130mm
本体重量 約200g

(画像出典:Coleman)

snow peak / スノーピーク


ギガパワーランタン天 オート

スノーピークの初代ランタンを受け継ぐギガパワーランタン天。
片手に収まる小ささとしっかりした造り、そして携行性に優れた小型ランタンです。
淡い光に眩しいくらいの光量も特徴です。

10,340

光量 80W相当
ガス消費量 35g/h
本体サイズ Φ59×95mm
本体重量 約125g

(画像出典:snow peak)

SOTO / ソト


レギュレーターランタン

マイクロレギュレーターを搭載したレギュレーターランタン。
低温での圧力低下に強く、安定した光を放ち続けます。
光量の微調整も得意とするため、時間帯や雰囲気に合わせて調整することが可能です。

7,700

光量 80W相当
本体サイズ 100×130×150mm
本体重量 約247g

(画像出典:SOTO)

SOTO / ソト


プラチナランタン

マントルやホヤのいらない、プラチナ発光体を光源としたランタン。
マントルのような脆い部分がなく、更に空焼きの必要もないため、ハードなシチュエーションにも適応します。
プラチナランタンだからこその斬新なデザインも魅力です。

17,600

光量 80W相当
本体サイズ 77×65×110mm
本体重量 約210g

(画像出典:SOTO)

CAPTAIN STAG / キャプテンスタッグ


UF-9

フィールド ガスランタン<M>

60Wの明るさとスリガラスによる淡い光が、卓上ランタンとして丁度良い明かりです。
吊り下げて使用出来るようハンドルが装備されていますが、安定感があるため卓上でも安心して設置できます。

18,700

光量 60W相当
ガス消費量 45g/h
本体サイズ 105×100×155mm
本体重量 約510g

(画像出典:CAPTAIN STAG)

MINIMAL WORKS / ミニマルワークス


マイティランタン

MIGHTY LANTERN

ミニマルワークスのデザインセンスが光るガスランタン。
光を楽しむ透明感の高い構造と、コンパクトなボディーが魅力です。

11,000

ガス消費量 12g/h
本体サイズ φ50×97mm
本体重量 約133g

(画像出典:MINIMAL WORKS)

snow peak / スノーピーク


リトルランプ ノクターン

小さな炎が静かに灯る、キャンドルのようなランタンです。
もちろんマントルはありません。
残量の少ないガス缶でも長時間灯るため、経済的に雰囲気を味わえるランタンです。

6,380

ガス消費量 7g/h
本体サイズ 42×40×105mm
本体重量 約102g

(画像出典:snow peak)

SOTO / ソト


ひのと

Hinoto

テーブルの上を優しく照らす「ひのと」。
専用のタンクにガスを充填して使用することで、場所をとらずスタイリッシュな灯が楽しめます。
使用出来るガスの種類が豊富で、OD缶に直接取り付けて使用することも出来るため、汎用性が高いのも魅力です。

8,800

ガス消費量 満充填で1~2時間の燃焼
本体サイズ 38×38×156mm
本体重量 約232g

(画像出典:SOTO)

MINIMAL WORKS / ミニマルワークス


エジソンランタン

EDISON LANTERN

エジソン誕生170周年を記念してつくられたエジソンランタン。
エジソン球を模したガラスグローブの中で揺れる小さな炎は、光のありがたさに気付かされます。
ノスタルジックな雰囲気のキャンドルランタンです。

10,780

ガス消費量 7.4g/h
本体サイズ 50×50×125mm
本体重量 約82g

(画像出典:MINIMAL WORKS)

CAPTAIN STAG / キャプテンスタッグ


UF-19

キャンドル ガスランタン

ラッパ型のガラスホヤが特徴的なキャンドルランタン。
ホヤの雰囲気含めて灯る火に癒されるランタンです。

7,700

ガス消費量 7g/h
本体サイズ Φ46×156mm
本体重量 約110g

(画像出典:CAPTAIN STAG)

MINIMAL WORKS / ミニマルワークス


ギャレットランタン

GARRET LANTERN

炭鉱で使われていたランタンをモチーフにデザインされたギャレットランタン。
小さな灯を守るような重厚なボディーが特徴です。
クラシカルな雰囲気を存分に楽しめるランタンでしょう。

24,200

ガス消費量 12g/h
本体サイズ φ92×215mm
本体重量 約380g

(画像出典:MINIMAL WORKS)

淡い灯が特徴の燃焼系ランタン。その中でも扱い易い機器がガスランタンです。
手軽にアウトドアの雰囲気を高めることが出来るおすすめのギアです。

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