タープの種類と選び方を徹底解説!使い易くて映えるおしゃれタープ13選

Outdoor Gears

キャンプやピクニックには必須のアイテムといえるタープ。日除け、雨除け、風除けなど、一張りするだけで快適なサイトを作り出すことが出来ます。

そんなタープは空間環境を整えるだけでなく、サイトの雰囲気にも大きく影響を与えるためしっかり拘りたいギヤです。おしゃれなサイトにコーディネートするためにも、テントやファニチャーと合わせることも重要です。

今回はタープの種類と選び方、そしておすすめの映えるタープを紹介しましょう。

タープの種類と選ぶ時のポイント

タープの形はヘキサ、レクタ、スクリーンの3種類・・・と言うのは遠い昔。おしゃれなキャンプや よりハードなキャンプが好まれるようになり、タープの形は多様になりました。

と言っても基本はやはりこの3種類です。

ヘキサタープ


六角形のオープンタープ。2本のポールで簡単に美しく張ることが出来ます。設営面積に対して日陰面積は小さくなりますが、その分解放感が得られ、また耐風性が良い特徴があります。

レクタタープ


四角形のオープンタープ。2本のメインポールと4本のサブポールを用いる貼り方が基本となりますが、張り方の自由度が高い特徴があります。設営場所に合わせやすいため、高い人気があります。

スクリーンタープ


天面だけでなく全面を覆うタープ。シェルターとも言われ、雨風の吹込みを防ぐとともに、視線や虫の侵入も防ぎます。冬場や小さな子供がいる家族に人気があります。

この他にもたくさんの形のタープがありますが、季節や天気、人数や雰囲気など、その時のシチュエーションに適したタープを選ぶことが、快適なキャンプのためには大切です。

タープを選ぶ時のポイント

タープを選ぶ時に確認すべき仕様は次の3つです。

  • タープの形
  • 生地の材質
  • サイズ
タープの形

タープの形はヘキサ、レクタ、スクリーン以外にも数えきれない程多くの種類があります。それは日差しや雨、風や視線などから団欒スペースを守るという目的に加え、キャンプスタイルも多様化してきたことで様々な使用方法が求められるようになったためです。

その中で基本の3タイプのタープは、一般的な野外活動においてそれなりに適応するものになりますが、ある方面に特化したタープは適するシチュエーションが限定的であることは念頭に入れておく必要があります。

また複雑な形状のタープはポールやガイロープが多くなるため、収納性が悪く設営も難しくなるため、ビギナーの方は特に注意が必要です。タープの形を選ぶ際はサイトの構成や雰囲気に加え、これらも加味する必要があるでしょう。

(画像出典:snow peak ランドステーションL)

生地の材質

タープの生地に使用される繊維はポリエステルとコットンが主流です。ポリエステルはビニール系の材質で、軽量且つ防水性を備えていることが特徴です。一方 コットンは重く防水性がない反面、耐熱性と通気性に優れます。

生地の性能は繊維の性能が大きく反映されるため、ポリエステル生地は軽く耐水圧が高いものが一般的です。そのため天候に左右されずに使用でき、また設営も簡単で大型化することが可能です。

一方コットン生地は重く耐水性が低いため大雨の時にはタープ裏側へ浸水することがありますが、通気性が高く湿度が溜まり難いという特徴があるため、夏場には爽やかな空間を作り出すことが出来ます。また耐熱性があるためタープの傍で焚火をすることも可能です。

タープの生地はこの2種類だけでなく、ポリエステルとコットンを複合縫製したポリコットン生地(TC生地)や、メーカー独自製法のハイテク生地も存在します。

生地の特徴を把握し、サイトの雰囲気と使用方法に適した選択が大切です。

サイズ

団欒スペースに対して十分な広さを持つことは重要です。然しながら限りあるスペースの中での設営を考えると、ただ大きいだけが全てではありません。最低限必要な団欒空間とタープを張るために必要なスペースとを比べ、適したサイズを導き出す必要があります。

その際に考慮しなければならないのは、タープの作り出す日陰面積とガイロープを張るための空間です。特にヘキサの場合、六角形のタープ形状ためにメインポール付近は日陰としてあまり利用できません。またタープを美しく張るにはガイロープを張るための十分な空間が必要になります。これらはタープの製品仕様から確認できますので、購入前には必ず確認しましょう。

厳選使いやすく映えるタープの紹介

タープには様々な種類があります。今回は開放感のあるヘキサやレクタの他、人気のタープやおすすめタープを厳選して紹介しましょう。

※タープにはポールやペグが付属していないものが多くあります。購入の際はよく確認しましょう。

TATONKA / タトンカ

Tarp 3 TC
タープ3TC

タトンカのタープ3TCは、狭スペースで活動するのに使い勝手の良いミニスクエアタープです。爽やかな肌触りと火の粉に強いポリコットン生地が、タープとの距離を縮めてくれます。ベージュにグリーンが混ざったような色合いで、自然の中に溶け込みます。

幕サイズ400×400cm
生地TC(ポリコットン)
重量2.1kg

(画像出典:Amazon)

tent-Mark DESIGNS / テンマクデザイン

Takibi-Tarp Cotton Recta
焚火タープコットンレクタ

焚火タープコットンレクタはコットンを存分に味わえるレクタ型タープです。焚火の傍でも気兼ねなく使える安心感があります。シンプルだからこそ本来の楽しみ方が出来るオーソドックスなタープです。

幕サイズ440×495cm
生地コットン
重量7.4kg

(画像出典:tent-Mark DESIGNS)

tent-Mark DESIGNS / テンマクデザイン

OTOKOMAE TARP
男前 タープ

男前タープは、幕の両面に設けられたループが新たな遊び心をくすぐるコットンレクタタープです。タープ縁周りに16ヶ所、幕内両面に18か所ものループポイントが設けられ、あらゆる張り方に順応に応えます。正に野営のために生まれたようなタープです。

幕サイズ285×285cm
生地コットン
収納サイズ52×14×14cm
重量2.33kg

(画像出典:tent-Mark DESIGNS)

DOD / ディーオーディー

ITSUKA NO TARP
いつかのタープ

いつか張ろうと思っていた、の実現をキーワードに作られた、ビギナーでも安心して使えるオーソドックスなヘキサタープ。タープ本体の他、ポール、ガイロープ、ペグが揃ったオールインワン仕様です。ランタンフックにもなる小川張り用延長ベルトが付属するのも嬉しい。カラーバリエーションは、カーキ、タン、ブラックの3色です。

幕サイズ420×410×H230cm
生地150Dポリエステル(PUコーティング)
耐水圧2,000mm
収納サイズ67×14×14cm
重量5.4kg(一式重量)

(画像出典:DOD)

snow peak / スノーピーク

HDタープ ヘキサ(L)[6人用]

スノーピークテントとの相性抜群の、とにかく曲線が美しく出るヘキサタープ。もちろん美しさだけでなく高い防水性と剛性を備え、丁寧な縫製技術により作り上げれた信頼性の高いタープです。ポリエステル生地には撥水加工に加えシールド加工が施され、日差しもしっかりカットします。美しさと性能を兼ね備えた、ヘキサをシンプルに楽しめるタープでしょう。

幕サイズ570×500cm
生地210Dポリエステルオックス
耐水圧3,000mmミニマム
収納サイズ80×17×22cm
重量3.6kg

(画像出典:snow peak)

UNIFLAME / ユニフレーム

REVO TARPⅡ<L>TAN
レボタープⅡ<L>タン

非シンメトリーであることの使い易さと美しさを特徴としたユニフレームのREVOタープ。独特なフォルムと自由度の高さが魅力です。REVOシリーズはタープを基軸に拡張出来る構成になっているため、目的と人数に合わせて揃えていくのも楽しみです。

生地ポリエステルタフタ150D
耐水圧1,800mm
収納サイズ72×17×15cm
重量2.1kg

(画像出典:Amazon)

DOD / ディーオーディー

OKRA TARP
オクラタープ

オクラタープは超大型のオクタゴン型ポリコットンタープです。濃い日陰と高い透湿性が夏場に最適です。8か所すべてにポールとガイロープを取り付けることが出来るため、自由な張り方が楽しめるのも魅力です。カラーバリエーションは、ブラック、タン、ベージュの3色です。

幕サイズ510×510cm
生地ポリコットン
耐水圧350mm
収納サイズ61×18×18cm
重量4.2kg

(画像出典:DOD)

SotoLabo / ソトラボ

cotton KOKAGE wing
コットン コカゲ ウィング

炎天下でも涼しい木陰を作り出すソトラボの「コカゲ」。流れるような美しい稜線が魅力的なウィングタープです。Made in Japanに拘り、確かな品質を保証しています。カラーバリエーションは、サンドとアーミーグリーンの2色です。

幕サイズ500×530cm
生地コットン
収納サイズ27×15×63cm
重量4kg

(画像出典:Amazon,SotoLabo)

tent-Mark DESIGNS / テンマクデザイン

ムササビウィング13ft.TC”焚き火”version

美しくカーブを描く独特なタープ形状が特徴的なウィングタープ。ソロ~少人数に適したサイズで、ひっそりと森の中に身を隠すようなスタイルが基本形。地面と火に近く、空を高く感じられるタープです。

幕サイズ390×380cm
生地TC(ポリコットン)
重量2.15kg

(画像出典:tent-Mark DESIGNS)

snow peak / スノーピーク

HDタープ“シールド” メーヴェ L

メーヴェは3本のポールで構成される独特なフォルムのタープです。タープの中央は低く、外側を高くすることで、人の配置と動線を考慮した空間設計がなされています。更に雨水はタープ中央から離れた3点に集中して流れるようになっているため、悪天候でも快適に過ごすことが出来ます。広い有効面積と快適性を備えたタープです。

生地210Dポリエステルオックス
耐水圧3,000mmミニマム
収納サイズ78×18×21cm
重量4.4kg

(画像出典:snow peak)

MSR / エムエスアール

RENDEZVOUS 200 WING
ランデブーサンシールド200ウィング

ユニークな七角形の大型ポリエステルタープ。独特なアレンジ張りが魅力的で、設営から楽しくなるタープです。大人数でもしっかり収容できるサイズと形状なので、グループ利用に最適です。オールインワン仕様ですが、アレンジを楽しむには別途ポールを揃えると良いでしょう。

幕サイズ550×480cm
生地68Dポリエステルリップストップ
耐水圧1,500mm
収納サイズ63.5×15cm
重量3.06kg

(画像出典:MSR)

snow peak / スノーピーク

HDタープ シールド ヘキサエヴォPro.

美しさと日陰面積の広さを両立した変形型ヘキサタープ。シールド加工が施され強い日差しの下でも安心して過ごすことが出来ます。プライバシーを守りつつ解放感を味わえるヘキサタープです。

幕サイズ640×565cm
生地210Dポリエステルオックス
耐水圧3,000mmミニマム
収納サイズ80×20×20cm
重量4.5kg

(画像出典:snow peak)

鎌倉天幕

TARP 530DL
タープ 530DL

日除け効率と開放感のバランスを追求した独特なタープ。ポール部にひさしが設けられ、タープ面積の最大まで日陰や雨の吹込みをカバーします。幾何学的な開口部にはメッシュパネルやクローズパネルを取り付けることが可能で、シチュエーションに合わせたアレンジも自由自在。使い易く映えるタープです。

幕サイズ530×570×260cm
生地ポリエステルオックスフォード300D
耐水圧2,000mm
収納サイズ23×23×79cm
重量9kg(FABRIC:7kg)

(画像出典:鎌倉天幕)

テントとタープでサイトを作るというオーソドックスなキャンプスタイルから、タープだけで寝床を作るコアなキャンプスタイルまで、キャンプのスタイルはどんどん多様化しています。

ひとつのスタイルだけでなく いろいろなスタイルを楽しむ近道は、新たなタープとの出会いなのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました