アクションカメラGoProの基本をわかり易く解説!

GoPro & Media

近年アウトドア以外でも注目されるようになってきたGoPro(ゴープロ)。
小さく持ち運び易いGoProは旅行や街ブラなどでも幅広く使われ、日常にもGoProのある生活が浸透してきています。

本来GoProはアクションカメラ分野のカメラですが、小型で頑丈な特徴は多くのシチュエーションで歓迎され、そのテリトリーはどんどん広がってきています。
それは利便性や高い性能が理解されてきた証でもありますが、まだまだ使えるシーンに対しての認知度は高くありません。

今回はGoProという言葉を初めて聞いた方にもGoProの世界を知って頂き、新たにGoProのある生活に飛び込んでもらえるようGoProの基本を詳しく紹介しましょう。

GoProってなに?

GoProはアクションカメラ分野の先駆メーカーです。
ですが多くの場合、GoProはGoPro社が提供しているアクションカメラのことを指します。

アクションカメラとは、サーフィンやスノーボード、モトクロスやスカイダイビングなど、アクティビティの中で使用することを想定したビデオカメラです。
運動会などで使用するハンディーカムと比べると、小型・堅牢・防水と言った特徴があります。
中でもGoProは、小型・堅牢・防水に加え、性能、画質共に高規格なカメラであり、ハードな環境でも一瞬を鮮やかに捉えることが出来ます。

GoProはアクションシーンだけでなく、旅や日常で起こるハプニングや瞬間もしっかり記録する、頼れるツールなのです。

GoProの特徴 ~最新モデルのスペック~

GoProの特徴は何と言ってもその小ささにあります。

 幅71.8×高さ50.8×厚み33.6mm

手の中に納まる程の小さなボディは、どんな些細なお出掛けにも気軽に持ち運べ荷物になりません。
更に水深10mの水中や砂埃が舞うシチュエーションにも耐える堅牢性は、鞄の中に放り投げても、例え飲物をこぼしても全く動じません。
数ある高機能カメラの中で、これ程までに小さく融通が利くカメラは他にはないでしょう。

そしてこの小さなカメラが捉えるビューはワイドレンジ。
最大水平視野122.6°を誇るGoProの視野角は、人間が識別できる視野角と同等レベルです。

更に広角レンズ(MAXレンズモジュラー2.0)を装着すれば177°と超広角。
GoProは目の前に広がるシーンを余すことなく記録します。

しかし、ただ記録するだけではありません。
シーンを切り取るだけでなく、そこにある感動をも描写することが出来るのです。
それを可能にするのは、次に紹介するGoProの高い性能と機能によるものです。

ビデオ性能

ビデオ性能は5.3K/60fps、4K/120fpsという超高画質です。

fps(フレームレート)は1秒間のフレームの数を表す単位で、数値が低いとカクカクした映像となり、数値が高いと滑らかな映像となります。

家庭のテレビは30fpsの映像を映しているため、違和感のない映像の基本フレームレートは30fpsです。
30fpsより高いフレームレートはより滑らかな映像であり、それらを30fpsで再生することでスローモーション動画として映し出すことも可能です。

GoProは2.7K/240fpsの撮影が可能なため、8倍スローモーション(1/8の速度)での映像化に対応しています。

更にHyperSmoothと呼ばれるGoPro独自のビデオ安定化機能が、激しい揺れの中でもブレのないスムーズな映像を撮影します。

フォト性能

フォト性能は27MPの高画質。
超広角視野で目の前に広がる景色を全て取り込むことが可能です。
もちろん拡大(狭角視野)にも対応します。

撮影モードは基本描写に加え、より鮮やかに描写するGoPro SuperPhotoモードも選択できます。

SuperPhotoはコントラストを引き上げ、ブレを除去し、迫力のあるショットを実現します。

また、スマホでも馴染みのあるHDR撮影とバースト撮影も備え、どんなシチュエーションでも逃さず記録することが出来ます。

HDR撮影とは、一度に明るさの異なる写真を撮り合成することで、明度が整った綺麗な写真を撮ることが出来る機能です。
バースト撮影とは、短時間に何枚もの連続写真を撮ることで大事な一瞬を確実に記録する機能です。
GoProのバースト撮影では3秒の間に90枚もの写真を撮り、4Kビデオクリップとしてシェアする機能も備えています。
特殊撮影

GoProは撮影条件を決める各種設定がカスタマイズ出来るため、シチュエーションに適した条件で撮影することが出来ます。
その中でもメジャーシーンとして、夜景撮影モードとタイムラプスモードが標準装備されています。

露光時間やISO感度などを設定することで夜景にも適した撮影条件を作り出し、更にショット間隔を秒レベルに広げることで、ゆっくりと流れる事象をダイナミックに変化する描写へと映し出すことが出来ます。

他にも高い防水性を活かして水中を撮影したり、動きながらタイムラプスを撮るタイムワープ撮影など、シチュエーションや撮影の仕方を変えることで、オリジナリティの高い映像を撮ることが可能です。

GoProを支えるアクセサリ

小さなGoProでの撮影は、目の前に構える以外にも様々な方法があります。
撮影方法を変えるだけで同じ景色でも異なる映像が得られるのは、GoProならではの楽しみ方でもあります。
そんなGoProの楽しさを支えるアイテムがGoProアクセサリです。

GoProアクセサリは、GoProが提供する製品の他にも、シチュエーションに特化したサードパーティー品まで多数揃えられています。

本サイトでもシーン別にアクセサリを紹介していますので、GoProを手にした際は是非参考にしてみてください。

シーン別に紹介!GoProで最高の映像を撮るためのアクセサリ10選
様々なシチュエーションで最高の時間を切り取ってくれるGoPro。しかしこれらはGoProさえあれば撮れるかというとそうではありません。そこには撮影方法に対するイマジネーションやインスピレーション、そして道具が必要です。今回は「こんな映像が撮りたい!」を実現するアクセサリを紹介します。

更に映像クリエイター向けのツールとしてパワフルな拡張ツールを備えます。

撮影機器を拡張装備することで、映像分野や行事など活用の場がより広がります。

GoProユーザーを支える充実のアプリ

ところで、写真や動画は記憶と共にメディアの奥底に埋もれていませんか?
撮った後の整理には、時間と根気が必要ですよね。

GoProは大切な記録をそのまま風化させません。
ユーザーに合わせたGoProアプリが、撮影や編集を助けてくれます。

GoProアプリ QuickStoriesでGoProの操作が快適になる!
ヘルメットや自転車に装着したGoProが、狙ったか所を撮影できているか気になったことはありませんか?そんな時に便利なアイテムがスマホアプリQuickStoriesです。この記事では便利なスマホ操作のメリットと、GoPro QuickStoriesの使用方法を紹介しましょう。
スマホで動画を編集するなら完全無料のGoPro Splice!
GoPro社のスマホ向け動画編集アプリSpliceは、同社製動画編集アプリQuikより高度な編集が行える完全無料のアプリで、自分好みに細かな部分まで作り込みたい方におすすめです。この記事では拘りの編集が行えるGoPro Spliceの使い方を解説しましょう。
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スマホの中に蓄えられた旅の思い出はどうしていますか?仲間と共有するにも編集作業って以外と大変ですよね。今回はGoProが公式で提供している動画編集アプリQuikを使って、写真も動画もまとめてサクッとスタイリッシュに仕上げてみましょう!
無料で使える動画編集ソフトGoPro Studioの使い方
GoProを持って出かけた後の動画の編集って意外と大変ですよね。仲間内で共有するにも動画投稿サイトに投稿するにも、凝り出したらキリがありません。手軽にスタイリッシュな動画を作るなら無料のGoPro Studioを試してみてはいかがでしょう?

GoProアプリは全てのユーザーに無料で提供されています。撮影からシェアまで任せられる、それがGoProです。

まとめ

最後にここまで紹介したGoProの特徴をまとめてみましょう。

  1. 小型、防水、高性能!
  2. 超広角視野で見たままを余すことなく記録!
  3. ビデオ性能は5.3K60fps-2.7K240fps!HyperSmoothで驚愕のビデオ安定化性能!
  4. フォトは27MP!SuperPhotoモードで鮮やかに描写!
  5. 細かな撮影設定が可能で、夜景もタイムラプスも簡単撮影!
  6. アクセサリ、モジュラーで撮影方法やシーンの拡張が可能!
  7. 撮るだけじゃない。データの管理や編集まで無料のアプリがサポート!

コンパクトカメラを凌駕する小ささに、まるで一眼レフの様な奥深さのあるGoProですが、実は何より優れているのはその手軽さです。

設定なんて意識せず、シーンに合わせてモードを選択するだけで臨場感や美しさは最大限に記録されます。

撮ることよりも楽しむこと、GoProの重心はいつもそこにあり、だからこそアクションカメラの頂点にあるのです。

さあ、GoProの世界へ

GoProの基本とそれを支えるGoProパーティについて紹介してきましたが、GoProの世界を近くに感じることは出来たでしょうか?

日常からハードなシーンにも適応するGoPro。
目の覚める体験から日常の感動まで、GoProはアイデアを描写し感動を記録する欠かせないツールです。
主役になれるカメラを是非手にしてください!

GoPro / ゴープロ


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(画像出典:GoPro/Amazon)

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