キャンプの夜が映える!独創的な焚火台12選

Outdoor Gears

キャンプと言われて焚火を想像される方は多いかと思います。
野営においては調理や身を守る手段として行われる焚火ですが、キャンプ場では集いのシンボルとしての役割が大きく、夕暮れ時に焚火の周りで談笑する光景は、正にキャンプの醍醐味そのものです。

そんな焚火ですが、焚火台の種類によって火の起き方や掛かる手間が異なります。
今回は焚火を支える焚火台について紹介しましょう。

焚火台とは

焚火台は、焚火をするための台です。
焚火台を使わず地面で行う焚火を直火と言いますが、直火は多くのキャンプ場で禁止される流れにあり、焚火台の使用が義務付けられてきています。

その理由は焚火による環境悪化を防ぐためです。
直火を行うと地面には高い熱と炭や燃えカスなどが残ります。熱は自然を破壊し、燃えカスなどは自然の物質に返るまでに長い年月が掛かります。
これらの理由から、焚火をする時には焚火台を使用することがキャンパーのマナーとなっています。

しかし焚火台を使用すれば完全に環境配慮出来ているかというとそうではないので、ここでは環境保護を含めて焚火台を選ぶ時のポイントを紹介します。

焚火台を選ぶときのポイント

焚火台には多くの種類があります。
多人数で火を囲むようなシチュエーションに適したものから調理にも使えるグリル兼用の焚火台、更にソロキャンプなどに好まれる収納性の高いものなど数限りがありません。

様々なタイプの焚火台がある中で、考慮しなければならない仕様は次の4つです。

  • サイズ
  • 環境への影響
  • 堅牢さ
  • 材質
焚火台のサイズ

焚火台のサイズは囲む人数や調理などの目的によって選ぶ必要もありますが、重視しなければならないのはどんな薪を使うかです。

一般的なキャンプ場で販売されている薪は長さ40cm程度です。
グルキャンでもソロキャンでも市販の薪を利用して焚火を行うのであれば、何よりもまず、この薪がすっぽり入るサイズの焚火台を選びましょう。
もし薪が焚火台からはみ出るような場合には、薪をノコギリなどので分割しておく手間が必要になります。

市販の薪ではなく枝などを燃料として焚火をする場合には、焚火台のサイズには特に制約はないでしょう。
焚火台のサイズに合わせて枝を準備すれば良いので、この場合は燃料ではなく目的や使い易いサイズを考慮して選ぶことになります。

焚火台の場合は大は小を兼ねるという言葉がぴったり当てはまるので、サイズで悩んだ場合には迷わず大を選ぶことをおすすめします。

環境への影響

次に重要なのは、焚火台を使用する目的でもある環境への影響についてです。
焚火台を使えば完全に環境配慮出来ているかと言うとそうではありません。と言っても完全に灰などを落とさないという訳にもいきませんので、大きくは次の事柄についてチェックし対応することが重要です。

隙間
ほとんどの焚火台には空気を取入れるための隙間があります。
燃焼室に大きな隙間があるような焚火台やメッシュタイプの焚火台は、多くの焚火カスを落下させます。

高さ
例え焚火台を使用していても焚火の熱を遮断することは出来ません。
燃焼室が地面と近い場合、そして地面に芝などの植物が生息している場所では、焚火の熱で自然が破壊されます。

このふたつの環境影響が考えられる場合は、焚火台の下に耐熱シートを敷くなどの配慮を行いましょう。

(画像出典:Amazon)

堅牢さ

高熱にさらされ、固い薪をガンガン放り込まれる焚火台には堅牢さが重要です。
薪をくべただけで崩れてしまったり、熱により大きく変形するような焚火台は使い物になりません。

堅牢さは主に素材の厚みに比例するところが大きく、丈夫なものほど重い傾向にあります。
重さをひとつの目安として丈夫な焚火台を選びましょう。

材質

材質は主に鉄、ステンレス、チタンなどがあります。
鉄は丈夫ですが錆びやすいため、加熱と水洗いを繰り返す焚火台においてはあまり長持ちしないということに考慮が必要です。

鉄に比べてステンレスは錆に強いため水洗いによる劣化が最小限で、繰り返し使い続けることが可能です。

チタンは特に携帯性に特化した軽量焚火台で使用される材質で、強度が高く軽量といった特性があります。

最初はどれも同じように感じる材質ですが、後から違いが見えてくる重要な要素なので、構造や重量と合わせて忘れずに確認しましょう。

厳選 焚火台の紹介

それではおすすめの焚火台を紹介します。

snow peak / スノーピーク


焚火台

高熱を直接受け止めても変形しない頑丈な造りと、組立、片付けが簡単なシンプルな構造、更に見た目に美しい造り込まれた焚火台です。
荷物の隙間に入れて持っていけるほどの収納性も魅力的。
多彩なオプションパーツで様々な料理方法への対応が可能な焚火だけでない万能型グリルです。
豊富なサイズバリエーションでスタイルに合わせた選択が出来るのも魅力です。

11,880~

S M L LL
サイズ W28.5×D28.5×H20.5cm W35×D35×H24.8cm W45.5×D45.5×H31.5cm W63.3×D63.3×H44cm
収納サイズ 35×41×2.5cm 45×51.5×3.2cm 56×64×3.2cm 81×88.2×4.1cm
材質 ステンレス
重量 1.8kg 3.5kg 5.5kg 11kg

(画像出典:snow peak)

Coleman / コールマン


ステンレスファイアープレイスⅢ

無骨な外観が焚火に似合うコールマンのファイヤープレイス。
一般的な薪を立てて投入できるため大きな炎が作り出せます。
焚火台から吹き出す炎と共に、内部で輝く明かりも焚火の美しさを惹き立てます。
収納サイズは若干大きいですが、焚火台としての存在感はそれを凌駕するほどです。

19,800

サイズ W41.5×D46.5×H34.5cm
収納サイズ W41.5×D30.5×H15.5cm
材質 ステンレス
重量 5.7kg

(画像出典:Coleman)

Onway / オンウェー


聖火焚火台

聖火台を模したデザインが特徴的な焚火台。
広げるだけで設置が完了する手軽さも魅力です。
団欒の中心にシンボル的に焚火を掲げられ魅力的な焚火台です。
サイズバリエーションは2サイズです。

15,488~

S M
サイズ W32×D28×H25.5cm W38×D33.5×H28cm
収納サイズ W37.5×D38×H3cm W45×D43×H6cm
材質 ステンレス合金
重量 1.85kg 3.2kg

(画像出典:Amazon)

tent-Mark DESIGNS / テンマクデザイン


フラット焚き火台

ワンタッチで開閉できるステンレス鋼板製の焚火台。
火床が広く薪が燃えるのをじっくり味わうことが出来ます。
十分な厚みが強度を支える反面、重量が嵩みますが、重量を除けばコンパクトな収納とデザイン性が魅力的な焚火台です。
サイズはS、M、Lの3種類用意されています。

3,828~

S M L
サイズ 21.8×21.8×H12.1cm 32.5×32.5×H19.5cm 41.8×41.8×H22.6cm
材質 ステンレス430
収納サイズ 19.6×26×3.5cm 50×26×3.5cm 52.8×38.7×3.5cm
重量 1.15kg 2.5kg 4.18kg

(画像出典:tent-Mark DESIGNS)

Coleman / コールマン


ファイアーディスク

直火のように焚火を楽しめる焚火台。
焚火の炎だけなく、湾曲したディスク面が反射する光や熱でより強力な出力を得ることが出来ます。
専用の焼網も用意されているため、グリルとして調理に使うことも出来ます。
使い方に可能性を感じる焚火台です。

6,980

サイズ Φ45×H23cm
収納サイズ Φ46×H8.5cm
材質 ステンレス
重量 1.6kg

(画像出典:Coleman)

UNIFLAME / ユニフレーム


ファイアグリル

スタイリッシュなフォルムと収納性を兼ね備える焚火台。
ロストルと焼面が平行なため、薪だけでなく炭火調理も可能とする優秀なグリル焚火台。
ダッチオーブンも楽々支える堅牢性も備えています。

7,500

サイズ W43×D43×H33cm
収納サイズ W38×D38×H7cm
材質 スチール
重量 2.7kg

(画像出典:UNINFLAME)

CAPTAIN STAG / キャプテンスタッグ


ヘキサステンレスファイヤーグリル

六角形の大型焚火台。
薪を多くくべて焚火を楽しむことも、炭火を利用してBBQを楽しむことも出来る万能型です。
ふたつのサイズバリエーションと共に、ブラックカラーも用意されています。

9,900~

M L
サイズ W30×D26.5×H22cm W47.5×D41×H30cm
収納サイズ W35×D33×H5.5cm W57×D47×H6cm
材質 ステンレス
重量 1.8kg 3.8kg

(画像出典:Amazon)

tent-Mark DESIGNS / テンマクデザイン


焚き火スクエア

四方の通気口を通り薪の下から効果的に酸素が取り込まれるため、優れた燃焼効率を誇ります。
大きな開口と標準で準備された五徳により、鉄板や網、ダッチオーブンなど様々な料理が楽しめます。
収納もコンパクトで持ち出しも苦になりません。
調理と焚火の両方が楽しめる焚火台です。

19,800

サイズ W40×D40×H29cm
収納サイズ W42×D28×H7.5cm
材質 ステンレスSUS304
重量 4.78kg

(画像出典:tent-Mark DESIGNS)

tent-Mark DESIGNS / テンマクデザイン


いろり炉「Bon火」

いろりを模した焚火台。
座ってじっくり炭を焚いたり、薪を燃して焚火を楽しんだり、場や雰囲気に合わせて火を操ることが出来る焚火台。
火床の中央から吸気が出来る構造のため、効果的に燃焼させることが可能です。
台座に桐を使用しているため、他にない温かみを感じられるのも魅力です。

32,780

サイズ W58×D58×H21cm
収納サイズ W54×D54×H12cm
材質 ステンレス、桐
重量 13.7kg

(画像出典:tent-Mark DESIGNS)

HangOut / ハングアウト


フレイムピット

Flame Pit

ステンレスシート1枚型のファイヤーピット。
フレームもステンレスなので錆に強く使い倒せます。
クロス構造のフレームはHangOutの他の製品と相性が良く、合わせれば統一感も出せるでしょう。

9,680

サイズ 380×350×370mm
材質 ステンレス(受台、フレーム)
スチール(焼網)
重量 2.2kg

(画像出典:HangOut)

Belmont / ベルモント


BM-273焚き火台 TOKOBI

火床がメッシュになっている燃焼性能の高い焚火台。
若干重量があるが、その分堅牢さに優れています。
様々なオプションパーツによる拡張性と、持ち運びやすいデザインが特徴の焚火台です。

14,300

サイズ W46×D41.5×H32cm
材質 ステンレス
収納サイズ W46×D26×H6cm
重量 2.2kg

(画像出典:Belmont)

YOKA / ヨカ


クッキングファイヤーピット

COOKING FIRE PIT

鋼板3枚とグリル鋼板で構成された焚火台。
側板の灰止めとグリルプレートにはブランドロゴが美しく輝きます。
重量はかなりありますがその分強度に優れます。
4部品が綺麗に重なるデザインのため、嵩張らず安定した収納が出来るところもグッド。
標準サイズの他、ソロサイズも準備されています。

16,500

サイズ 500×270×325mm(焚火台)
500×230×t6mm(グリル)
材質 鉄t2mm(焚火台)
鉄t6mm(グリル)
収納サイズ 500×270×40mm(焚火台)
重量 5kg(焚火台)
1.4kg(グリル)

(画像出典:YOKA)

キャンプの醍醐味でもある焚火だからこそ、多くの独創的な焚火台が生まれています。こだわり抜いた焚火台で宴をより楽しみましょう!

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