大光量のランタンはキャンプの夜に欠かせないアイテムですが、傍らに灯るほのかな明かりも雰囲気を高めるためには重要なアイテムです。
そんなムーディーな明かりの代名詞と言えばオイルランタン。
オイルランタンは灯油やパラフィンオイルなどを燃料とするランタンで、明かりを灯す作業からしてLEDランタンでは味わえない魅力があります。
この記事では、静かに流れる夜の時間に上質な雰囲気を与えてくれるオイルランタンを紹介します。
オイルランタンとは
オイルランタンとは、灯油やパラフィンオイルを燃料とする燃焼系ランタンのひとつです。
燃焼系ランタンの代表格であるガソリンランタンよりも比較的扱い易く、タンクに燃料を入れ芯棒に火をつけるだけで灯りを得ることが出来ます。
理科の授業で使ったアルコールランプを想像して頂ければイメージが付くでしょう。
(画像出典:Amazon)
オイルランタンの明かりはロウソクの火と同じように、芯棒の先端に灯る火が明かりとなるため、光量はとても弱く周囲を十分に照らすほどの効果はありません。
テーブルランタンとしての利用は可能ですが、家族の食卓をオイルランタンひとつで照らす程の光量はありませんので、過度な明るさへの期待は禁物です。
然しながら、音もなく静かに揺れるほのかな明かりは、大光量では作り出すことが出来ない上質な雰囲気を作り出してくれます。
賑わうキャンプ場において、仕切りのないプライベートな空間を作り出せる数少ないアイテムでしょう。
オイルランタンに必要なアイテム
オイルランタンを使用するにはランタン本体以外に次の2つのアイテムが必要です。
オイルランプ用替え芯
(画像出典:Amazon)
オイルランタンの芯棒となるパーツです。
芯棒は燃焼と共に消耗していきますので、予備含めて常に携帯しておきましょう。
購入時はサイズ等に注意してください。
パラフィンオイル
(画像出典:Amazon)
オイルランタン用の燃料で、レインボーオイルという名称でも販売されています。
灯油に比べて不純物が少ないため、ススの発生を抑えることが出来ます。
LEDランタンに比べると扱いに注意が必要なギアですが、メンテナンスの必要はほぼなく、ちょっとだけ手を掛けられると考えると愛着の湧いてくるビギナーにもおすすめのランタンです。
厳選 オイルランタンの紹介
それではオイルランタンのおすすめの紹介です。
銀の船
卓上オイルランプ
(画像出典:Amazon)
シンプルな造りのオイルランタン。
レトロな形のオイルタンクがクリアガラス製のため、オイルの量が可視出来ると共にオイルの色を変えることで様々な雰囲気を楽しむことが出来ます。
Thous Winds
ライトシャドーオイルランタン
Luminara Mini Oil Lamp
(画像出典:Amazon)
エキゾチックなデザインが魅力的なオイルランタン。
卓上にあるだけで映え、灯せば更に幻想的な光が広がります。
2色のタンクカラーと多彩なランプシェードをラインナップし、雰囲気や好みに合わせたアレンジを楽しめます。
FUTURE FOX / フューチャーフォックス
オイルランタン 〜Antique〜
(画像出典:Amazon)
レトロ調の雰囲気とスタイリッシュなデザインが融合したオイルランタン。
コンパクトなオイルランプをガラスシェードで囲うことで新たなスタイルを生み出すと共に、対候性の高い灯りを作り出しています。
吊り下げ使用も可能なため、テーブルランプとしてだけでなく、サブランタンとしても活用できるでしょう。
DIETZ / デイツ
ハリケーンランタン
(画像出典:Amazon)
オイルランタンと聞いてハリケーンランタンを想像する方は多いのではないでしょうか。
暴風の中でも使用できる構造は、数あるランタンの中でも優れた特徴です。
サイズ、カラー共にバリエーションが豊富なため、用途やスタイルに合わせて選べるところも嬉しい。
FEUERHAND / フュアーハンド
フュアーハンドランタン
(画像出典:Amazon)
ドイツのフュアーハンド社が作るオイルランタン。
DEITS社のハリケーンランタンと構造や使い方は同等でカラーバリエーションにも富んでいます。
ヒマラヤ遠征や航海、軍隊等でも使用される実績のあるランタンです。
CAPATAIN STAG / キャプテンスタッグ
CS オイルランタン<小>(ブロンズ)
(画像出典:Amazon)
3サイズ4色のバリエーションを持つキャプテンスタッグのオイルランタン。
特に小型サイズは重量を抑えられ収納性も良く荷物を抑えたいシーンにおすすめです。
Thous Winds
トワイライト・ケロシンランプ
Twilight Kerosene Lamp
(画像出典:Amazon)
コレクターも熱い視線を送るスケーターズランタンの復刻版。
スリムなフォルムとヴィンテージの質感が魅力です。
コンパクトなサイズが持ち運び易く、何処でも雰囲気の良い仄かな灯りをともすことが出来ます。
E.Thomas & Willams社
マイナーズ オイル ランプ
MINER’S OIL LAMP
(画像出典:Amazon)
マイナーランプは炭坑夫の命を支えてきた画期的なオイルランタンです。
母国英国では皇室へ献上されるほどの品質と伝統を備え、日本では天空の城ラピュタのパズーが炭坑で使用していたとして有名です。
細部までこだわった造りは見ているだけでも満足する程ですが、風にも強く実用性もしっかり備えた逸品です。
Thous Winds
レイルウェイ・ケロシンランプ
Railway Kerosene Lamp
(画像出典:Amazon)
ヴィンテージ感の漂うレイルロード型のオイルランプ。
丸みを帯びたグローブとアイアンの武骨なボディーの組み合わせが、温かみとガレージ感を纏います。
掛けても、置いても、持ち歩いても絵になるランプです。
焚き火やランタン等、火を使うギアはキャンプの醍醐味でもあります。
利便性だけでなく、より上質なキャンプライフに出合うためのひとつのアイテムとして、オイルランタンはおすすめです。