城下町として栄えてきた郡上八幡市街からほど近くに位置するリバーウッドオートキャンプ場は、様々な観光の名所と自然に囲まれ、拠点として腰を据えるのにおすすめのキャンプ場です。
この記事では、連泊にもおすすめするキャンプ場「リバーウッドオートキャンプ場」の詳細情報をお届けします。
リバーウッドオートキャンプ場ってどんなとこ?
リバーウッドキャンプ場のある岐阜県郡上市八幡町は、吉田川と高雄山に抱かれた自然豊かな場所です。
郡上八幡ICから車で15分程に位置します。
ICからの道中では郡上八幡城城下町(市街地)の脇を通り、徐々に田んぼが多くなってきたところでキャンプ場入り口に辿り着きます。
市街地にはスーパー(Valor)やコンビニなどもあるため、連泊時の食料調達なども容易です。
郡上八幡城や城下町は観光名所となっているため長期休暇や気候の良い週末は大変混雑しますが、駐車場も多数点在していますので早めに向かえばそれ程駐車場探しで彷徨うこともないでしょう。
施設情報
(画像出典:リバーウッドオートキャンプ場)
山麓のキャンプ場のため場内は起伏が多く、多目的管理棟での受付後、サイトまでの道路は基本坂道になります。
サイト内も多少高低差はありますが、テント泊するには十分許容できるレベルです。
サイト情報
サイト名 | タイプ | サイト数 |
テントサイト(電源付き) | 砂利 | 30 |
サイトの大きさ、形は様々で、小さなところでも100m2と十分な広さがありますが、大きなテントやタープなどを設営される方は早めに到着されることをおすすめします。
サイト内に設営出来るタープやテントの数に制限がないため、ソロテントをいくつも張ることが可能です。
料金体系はサイト使用料+個人料金となりますが、区画外への駐車が必要な場合は別途料金が必要になります。
サイトの地面は小さな砂利ですが、5cm程下に大きめの石が埋まっているようでペグの入りはよくありません。
プラペグや細いアルミペグでは十分に打ち込むことは困難なので、鍛造ペグがおすすめです。
場内にはゴミが落ちていることはなくきれいに清掃されています。
ただし山麓の立地ということで落ち葉や枝が落ちていることはあります。
場内には様々な種類の木々が生息しているため、紅葉の季節じゃなくても目の保養になるでしょう。
炊事場
サニタリーハウス内に炊事場、トイレ、シャワールームが用意されており、定期的に管理人さんが清掃されているのでとてもきれいです。
電灯は十分用意されているため夜間でも不自由なく利用できます。
但し虫はたくさん寄ってきますので覚悟が必要でしょう。
トイレ
トイレもとてもきれいです。
男性用のトイレには和式と洋式がひとつずつ、女性用のトイレには和式×3器、洋式×2器が用意されています。
お風呂
場内にお風呂はなく、個室シャワールームが設置されています。
男女で別々のシャワールームとなり、きれいな脱衣所の先に個室シャワールームがそれぞれに6機ずつ用意されています。
シャワールームの使用料は基本料金に含まれており、24時間いつでも使うことが出来ます。
設営・撤収後や遊んで汗をかいたあと等、入りたい放題なので夏場は特に助かります。
ゴミの処理
ゴミは管理棟で回収してくれます。
分別方法は入場時の説明を確認しましょう。
遊び場
場内には親水公園という小さなお子供でも安心して遊べる水場があります。
また500m程の距離に吉田川の堰堤があり、澄んだ清流での川遊びが楽しめます。
堰堤付近は流れが強くなっているため、子供だけでなく大人も近づかないよう注意が必要です。
もうひとつ、歩いて5分程の場所にコケコッコ村があります。
コケコッコ村では動物との触れ合いや、新鮮な卵を使った卵かけご飯が頂けます。
その他、車での移動を含めると郡上八幡城や城下町、鍾乳洞などの観光地もあります。
夏場には有名な盆踊りやケイビングなどのアクティビティ、食品サンプル工房などもあり、遊び場には困りません。
レンタル用品
基本的なキャンプ道具は全てレンタル可能です。
手持ちの道具がなくてもキャンプが楽しめる程充実しています。
お得情報
割引特典等はありませんが、入場時に明宝温泉 湯星館の割引券をいただけます。
レビュー
多くの自然が満喫できるリバーウッドキャンプ場は夏でも比較的過ごしやすく、のんびりとしたキャンプライフが送れます。
場内の様々な木々は季節を感じさせると共に、サイトを日差しや風から守ってくれます。
今回訪れた時も日中は強い日差しが照り付けるような快晴でしたが、木陰のおかげで設営や撤去もそれ程大変ではありませんでした。
汗をかいた後は気軽にシャワーで洗い流せるのも便利です。
夜間は岐阜県内に避難指示が出る地域がある程のすさまじい豪雨に見舞われましたが、サイト内に吹く風は穏やかなものでした。
ただ 地面が砂利の割には水捌けはあまり良くなく、サイト内に水溜りが出来やすいです。
砂利ということで堀作りも一筋縄では行かないので、スコップなどを持参されることをおすすめします。
観光地が近くチェックアウトも13時と遅いので、1泊キャンプでもゆっくり満喫することが出来ます。
周辺には観光やアクティビティがたくさんあるので、それらをプランに入れてみるのもおすすめです。
遠方から訪れる方には是非連泊をおすすめしたキャンプ場です。