強風でテントやタープが破れた場合の補修方法を紹介

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季節の変わり目には特に強い風が吹き荒れます。強い風はタープやテントをポールや木々に打ち付けたり、時に生地を引裂く程の力を加えます。そんな過酷な環境で損傷したギヤはそのまま使うと更に被害が広がるため、次のキャンプまでにはしっかり補修しておく必要があります。

この記事では強風で穴の開いたタープを例に、補修の手順を紹介します。

タープの裂けを補修してみよう!

今回強風の餌食なったのはローベンスのトレイルタープ4×4m。暴風吹き荒れる平成最後のキャンプで睡魔に負けて片付けなかったことが仇となり、メインポールの先端が生地を突き破ってしまいました。

全長6cm程のY字型の裂けは、このまま使えるレベルではありません。

穴の周囲は強度が落ち応力も集中するため裂け易くなっています。そのため基本的にはどんなに小さな穴でも補修することをおすすめします。

小さな穴であればシームグリップを塗るだけで補修できますが、今回は比較的大きな破れなのでリペアシートを用いて補修をします。

リペアシートをカットする

リペアシートとはテントやタープを購入した時に付属している生地です。稀にリペアシートが付属してないものもあるため、その場合は対象商品用のリペアシートをメーカーカタログなどで調べて入手しましょう。

今回は付属のリペアシートを使用します。

まず破れの大きさからリペアシートのサイズを決めます。

リペアシートのサイズは補修する部分より一回り大きくします。特に破れの場合は裂け目の先端から2cm以上大きくとるようにします。

破れた部分に引裂き荷重が加わらないよう、リペアシートがしっかり力を受けられる十分な面積を作ります。

リペアシートは穴や破れの形状に合わせず、丸、又は四角形のような単純形状に切り取ります。更に角には丸みをつけておきます。こうすることで生地の伸び縮みに対してリペアシートが剥がれ難くなります。

リペアシートを貼る

破れ部分を中心に、周囲の汚れを拭きとります。

汚れを除去した後の水分はしっかり拭き取り、よく乾かします。

次にリペアシートにシームグリップを塗ります。

シームグリップはリペアシートの貼り付け側全面に万遍なく広げます。生地の端までしっかり塗りましょう。

リペアシートの準備が出来たら生地にしわが出来ないよう注意しながら貼りつけます。

更に今回は破れが大きいため裏面にも貼り付けます。

貼り付けたら接着部にラップを当て、上からハンマーなどで叩いて接着部の気泡を抜き取ります。

あとは平らな部分に置いて、重しを乗せて乾燥させます。

補修完了

十分に乾燥させたら補修完了です。

生地に柄がある場合はリペアシートと生地の柄を合わせるとより目立たなくなりますよ。

補修に必要なアイテム

CAPTAIN STAG / キャプテンスタッグ

シームグリップ

生地の縫い目からの雨漏れや小さな穴であれば塗るだけで補修が出来る補修剤。接着力もあるためリペアシートの貼り付けにも利用できます。

小さな穴だからと放置していると、取り返しのつかない大きな裂けになることもあります。早めに処置することでお金も労力も抑えることが出来るので、いざという時にすぐ対応できるようシームグリップは常に持っておくことをおすすめします。