初キャンプの不安と疑問を解消!キャンプの流れや持ち物を徹底解説

吹き抜けるそよ風、美しく揺れる緑・・・突き抜ける青空と満点の星空に 日々の疲れが癒される・・・。そんな時間と出合えるのがキャンプだと・・・。そう期待してキャンプに行くのであれば、十分すぎる程の準備が必要です。

実際には 照り付ける陽射しに溢れ続ける汗、時に暴風の中、時に豪雨の中、時間に追われながらそれでも準備や片付けに帆走する。それもキャンプです。

それでも多くの人たちがキャンプに行くのは、その先にある感動や魅力気付き、出合えたからでしょう。

初めてのキャンプで その魅力や感動を少しでも感じられるよう、この記事では不安と疑問を解消するキャンプ情報をお届けします。

キャンプって何するの?

キャンプは野外で生活をすることです。生活とは「衣・食・住」、そして「遊」です。
日々、いつも行っていることを野外でやることがキャンプなので、もの凄くハードルの高い事ではありません。しかし日常で当たり前の物が無い状況でそれらを補いながら生活をするため、大変さや難しさは日常よりも多くあります。
その大変さや難しさを克服し そして楽しめるようになった時、あなたもキャンプの虜になっていることでしょう。

まずは キャンプのおおまかな流れについて確認しましょう。

1.キャンプ場の予約

まずはインターネットや情報誌、アウトドアショップなどのパンフレットなどから行きたいキャンプ場を探し、予約を取ります。予約なしでも入れるキャンプ場や、そもそも予約システムを取り入れていないキャンプ場もありますが、特に大型連休には早い時期から予約でいっぱいになることもありますので、前もって計画することが必要です。

MEMO

初めてのキャンプではフリーサイトではなく区画サイト、出来ればオートキャンプサイトがおすすめです。オートキャンプサイトは区画内に車が停められるため荷物の出し入れに便利で、且つ雷雨などに遭遇しても避難が出来るという利点があります。

2.受付

キャンプ場に着いたら初めに受付を行います。
利用者届けを記入するキャンプ場、予約時の名前を伝えるだけのキャンプ場など様々ですが、場内地図や施設の使用ルールなどの説明を受け、料金の支払いを行います。クレジットカードが使えないキャンプ場がほとんどですので、現金を準備しておきましょう。

MEMO

キャンプ場によってはアウトドアブランドのメンバーズ割引やJAF会員割引などがある場合があります。事前に各キャンプ場のwebページや問合せ先で確認しておき、会員カードを忘れずに持っていきましょう。

3.設営

次に設営です。区画サイトの場合は定められた予約区画、フリーサイトの場合は隣との距離感が取れる気に入った場所に設営を行います。
一度設営するとなかなか張り直すということが難しいため、どこに、どの向きに設営すると日差しや風が防げ、動線が整うのかなど初めによく考えておく必要があります。まずはテントやタープなどの大物を基準にサイトレイアウトを決め、大きいものから順に設営していきます。
大物の設営が終わったら、小さいものまでひと通り配置し、忘れ物がないかを確認すると良いでしょう。

4.料理と食事

設営後の次のイベントは料理と食事です。それまでの時間で施設内の散策や野遊びなどを楽しみましょう。
但し料理は思った以上に時間が掛かります。特に初めての火起こしでは30分頑張っても煙しか発たないなんてことも良くあります。出来るだけ明るい時間帯に料理を終えられるよう早めに取り掛かるようにすると良いでしょう。

MEMO

お肉の味付けや野菜のカットなど、下ごしらえを家でやっておくと慣れないアウトドアでの料理でも余裕が出来ます。また、お肉はパックのまま持っていくのではなく1食毎小袋に別けておくと、使い易くゴミを減らすことも出来ますよ。

5.お風呂/シャワー

暗くなってくるとお風呂の時間になってきます。
コインシャワーしかないキャンプ場や、お風呂が敷地外のため車で移動しなければならないキャンプ場もあります。飲酒される方は考慮する必要があります。また全員でお風呂に出掛ける際は、火の後始末や貴重品の管理には十分注意しましょう。

MEMO

オートキャンプ場など車が近くにある場合には、貴重品などは車の中に片づければ安心です。

6.就寝

星がきれいに瞬き、虫たちの声が小さくなってくると就寝の時間です。
就寝時間はキャンプ場で定められている場合がほとんどです。
夕食の片付けやお風呂、歯磨きなどはそれまでに済ませておき、就寝時間までにはメインランタンの灯りを消しましょう。
テント内の会話も外に筒抜けです。隣接サイトの雰囲気にもよりますが、会話をする場合は出来るだけ小さな声で節度のある過ごし方を心掛けましょう。

7.朝食

朝のイベントと言えば朝ごはんですね。
ベーコンや目玉焼きなど作ってみたい料理があるかと思いますが、慣れないうちは菓子パンなどで済ませる方が無難かもしれません。薪や炭を使った料理だとチェックアウトまでに片付けが終えられない可能性があります。
そうは言っても折角だから火を使った料理を楽しみたい方にはシングルバーナーがおすすめです。すぐに火が付けられ、そして消火や片付けにも時間が掛かりません。短時間且つ省労力で使用できるシングルバーナーは、時間のない朝食作りにぴったりです。

8.片付け

最後のイベントが片付けです。
時間と疲労との戦いですが頑張りましょう。設営するより片付けの方が時間が掛かりますので早めに取り掛かることをおすすめします。片付けは設営時と逆の小さな物から順に片づけていき、揃った時点で車に積み込んでいくとスムーズに行えます。

片付けが終われば受付で預かりものを返却し、キャンプ場を後にします。
これがひと通りのキャンプの流れになります。日常に比べ特別なイベントはありませんが、これらひとつひとつが新鮮で楽しいと思えるのがキャンプの世界なのです。

キャンプのイメージが出来たところで、続いてはキャンプの持ち物について確認しましょう。

キャンプの持ち物は?

アウトドア情報誌やインスタなどを覗いてみると、個性豊かなキャンプスタイルがたくさん紹介されています。スタイルによって必要な道具は異なりますが、まずは初めてキャンプをする方にぴったりの王道スタイルに必要な道具をリストアップしてみましょう。

キャンプ道具と言ってもサイズや価格の大きなものから ちょっとした小物など、キャンプで使うもの/使えるものはたくさんありますが、中でも必要不可欠な道具は自身で揃えるか、キャンプ場などでレンタルするなどして準備する必要がある物です。

逆になくても何とかなるような物ありますので、これらを切り分けてリストアップしてみましょう。

キャンプに必要不可欠な道具

テント一式 ハンモック泊、タープ泊でないのであれば必須のアイテムです。
人数と荷物が入る大きさが必要ですが、大き過ぎるテントはサイトの広さを選び、また慣れるまでは設営で苦労することになるため、適度のサイズ、構造のものがおすすめです。
グランドシート テントフロアの損傷と雨天時の浸水を防ぎます。ブルーシートで代用されるキャンパーもいます。
フロアマット テント内に敷くマットです。
地面の凹凸を緩和すると共に、テントフロアの損傷と地面からの湿気を遮断します。
ハンマー ペグを打つために必要なアイテムです。使い勝手の良い専用ハンマーが便利ですが、釘などを打つための金槌で代用できます。
シュラフ 気温に合わせて選択する必要があります。夏場であればタオルケットで代用できます。
テーブル ダイニング兼キッチンテーブルとして利用されます。
チェア 多くの時間をチェアの上で過ごすため、座り心地には細心の注意が必要です。
グリル 調理するための火床になるアイテムです。焚火台やバーナーなど、キャンプスタイルに合わせて選択しましょう。
地元飯をめぐるなど、キャンプで調理しない場合には必要ありません。
調理器具 焼網や鉄板、ダッチオーブンなど、是非アウトドアでしか作らないような料理に挑戦してみましょう。また、小型の鍋などを持っておくと朝夕冷えた時に暖かい飲み物を作ることが出来ます。
新聞紙 火起こしや すす汚れの掃除、熱い物を置くときの敷物などに使用します。
燃料 薪や炭、ガスやガソリンなど、特に現地で調達出来ないものは忘れず持っていきましょう。
ナタ/オノ 薪を使う場合に必要なアイテムです。一般的にはナタやオノで薪を割りますが、薪割に特化した道具もあるためそれらを利用しても良いでしょう。
火ばさみ 薪や炭を扱う場合には必須です。
軍手 設営時や薪を扱う時など、ケガを防ぐためにも着用することをおすすめします。ダッチオーブンや鉄板などを使用するのであれば、耐熱手袋もあると良いでしょう。
チャッカマン 主に薪などへの着火に使用します。その他燃焼系機器への着火やローブの末端処理などで利用します。
クーラーBOX 食材を持参しない場合でも、熱中症対策として冷たい飲み物などの保管に必須のアイテムです。
食器類 器やカップ、箸など家で使用している食事グッズ一式は必要です。木やプラスチック製の割れにくい食器が自宅にあるのであれば、わざわざアウトドア用に買い揃える必要はありませんが、汚れや破損、雰囲気を考え専用に揃える方がほとんどです。
ゴミ袋 ゴミ分別用の袋に使用しますが、雨天時のテントやタープを包む袋としても重宝しますので、大きなサイズのものをいくつか持っていくと良いでしょう。
ランタン大 キャンプ場は日暮れと共に暗闇に包まれます。大容量のランタンはサイト全体を照らす重要な光源です。焼け具合の確認やガイロープへのツマヅキ防止など、安全を確保する上でも必須です。
ランタン小 テーブルやテント内の光源として使用します。
その他ヘッドライトや懐中電灯など、光源は多い方が好ましいです。
ランタンスタンド ランタンを掛けるためのアイテムです。高い位置にランタンを掛けることで広範囲を照らすことが出来ます。

これらの道具が揃っていれば、取敢えずキャンプを行うことが可能です。但し天候やサイトによっては心地よく過ごすことが出来ない可能性も高く、出来れば次に紹介するアイテムも準備されることを推奨します。

あると便利なキャンプ道具

マット フロアマットの上に敷くマット。エアマットやインフレーターマット、フォームパッドなどの種類がありますが、固い床での睡眠が得意でない方には必須ともいえるアイテムです。
タープ 強い日差しや雨風から団欒スペースを守るアイテムです。気候や天候によっては使用しない場合もありますが、急な天候変化に備えるためにも持っておくべきでしょう。
ラック 手荷物や小物類の置き場所として大変便利です。料理の際にはサイドテーブルとして活用しても良いでしょう。
バケット 薪や小物のストッカー、ゴミ箱の代わりとしてなど、何にでも利用できるバケットは持っていると大変便利です。
ジャグ 水などを溜めておけるアイテムです。火を扱うため手元に水を置いておくことは必須ですが、気軽に手が洗えたりと大変便利です。
マルチツール ナイフやハサミなど、よく使うツールをひとまとめにしたアイテムです。ロープを切断したり袋をあけたりなど、いざという時に役に立ちます。もちろんそれぞれバラバラに持っていっても問題ありません。
スコップ 雨天時の堀造りで使用します。雨に備えた設営方法は後述しますが、サイトの構造上 堀を作るしかない場合もあるため、いざという時のために持っておくと良いでしょう。
炊事道具 洗剤やタワシ、スポンジなどは常備されていないキャンプ場もあります。
雑巾 特に片付けで重宝します。土汚れや水濡れなどを拭き取ってから積み込めば、車の汚れを最小限に抑えられます。
虫除け 虫除けスプレーやハッカ油、蚊取り線香など立地に合わせて効果のあるものを持っていきましょう。
救急道具 バンドエイドや消毒などの救急道具の他、保険証なども持っておいた方が良いでしょう。
雨具 設営や片付けを行う人はカッパや撥水性の作業着がおすすめです。設営や片付け以外の移動などでは傘が主流になります。
延長コード 電源サイトでは電化製品の利用が出来ます。但し電源はサイトの端にある場合がほとんどなので、延長コードやテーブルタップなどを持っていくとサイトレイアウトに合わせて電化製品の配置が行えます。夏場にはサーキュレーターを回したり、冬場にはホットカーペットを敷いたりすることも出来るため、気候に合わせて電源サイトの利用も検討してみると良いでしょう。

その他、ロープやS字フック、洗濯ばさみや籠など、日常でもあると便利だなと感じるものはキャンプ場でも同様です。荷物の量とも相談しながら、少しでも快適なキャンプライフになるようキャンプを重ねながら試行錯誤してみるのも良いものです。

もちろんですが食材や飲み物、宿泊セットも忘れずに持っていきましょう。宿泊セットは旅館やホテルでの宿泊とは異なり、寝る時の服や洗面道具、タオルやボディーソープなどのお風呂セットも必要です。
特に忘れやすいものが「油」「調味料」「箸」です。日常で使用している物をキャンプ道具としても使用する場合に忘れやすいため、出発前にひと通りチェックすると良いかもしれません。

MEMO

全ての道具をキャンプ用に揃える必要はありません。普段使用している物の中から持ち出せるものがあるのであればそれで十分です。徐々にこだわりの品を増やしていくのもキャンプライフの楽しみ方のひとつではないでしょうか。

次はこれからキャンプを始めるにあたり最も気になること、お金についてです。
キャンプのイメージも必要な道具も頭に入ったところですが、一度現実に戻ってみましょう。

キャンプってどれくらいお金が掛かるの?

キャンプは「旅行」という分類の中では非常にコスパの良い方法です。
多くの場合一般的なホテルで宿泊するよりもお値打ちで宿泊できます。

費用形態は区画料金の他、施設利用料、ゴミ処理費、入浴料など細かく分割されており、また繁盛期に合わせて価格変動する施設もありますが、通常の土日であれば高規格オートキャンプ場でも家族4人で1万円を超える施設は稀です。

東海地区の主なオートキャンプ場では およそ3,000円~7,000円が相場ですが、無料で利用することが出来る自治体管理の施設もあります。立地や施設の充実度により価格が様々ですので、どこまでを施設に求めるかで必要な費用が決まってきます。

また、キャンプには初期投資が必要です。
キャンプ場では施設を提供してくれますが、テントなどのキャンプ道具は自分で準備する必要があります。
どの程度のものをどれだけ揃えるかにより異なりますが、一般的な4人家族では必要最低限のものを揃えるだけでも20万円程度掛かると想定されます。

4人構成の場合の大物アイテム

テント
グランドシート
フロアマット
¥60,000
シュラフ ¥5,000/人
タープ ¥20,000
テーブル ¥10,000
チェア ¥5,000/人
グリル ¥8,000
クーラーBOX ¥10,000
ランタン大 ¥12,000
ランタン小 ¥7,000
その他 ¥20,000
¥187,000

もちろん より安価なもので揃えるという選択肢もありますが、今後キャンプライフを続けていくのであれば品質への妥協は好ましくないでしょう。
もし継続できるか不安な場合はレンタル用品を利用する方法もあります。キャンプ場によっては設営補助サービスがある所もありますので、キャンプ場を選ぶ際には確認しましょう。

初キャンプにおすすめのアイテム

自分の道具でキャンプを始めたい。でもたくさんの種類の中から何を選んでいいか分からない。という方には、老舗ブランドがビギナー向けにラインナップしているエントリーモデルがおすすめです。
エントリーモデルは高品質にも拘らずお求めやすい価格で提供されており、また構造もシンプルで設営も簡単なものが多いため、初めてのキャンプ道具には最適です。

エントリーモデル

Coleman
タフドーム/2725スタートパッケージ

キャンプと言えばコールマン。ガソリンランタンから始まったコールマンはその耐久性を武器に今や日本のキャンプの代名詞ともいえるブランドです。そのコールマンのエントリーモデルがこのタフドーム。ドームテントの基本形ともいえるタフドームは、シンプルな構造の中に使い勝手を考えた工夫が盛り込まれた老舗ブランドならではのテントです。魅力的な価格に加え、グランドシートとフロアマットがセットになったスタートパッケージはキャンプへの入門にぴったりです。

(画像出典:Coleman)


snowpeak
アメニティドームM

ファミリーテントの中で不動の人気を誇るアメニティドームは、品質に絶対の自信を持つスノーピークのエントリーモデル。広い前室を備えるため夜間でも安心して荷物が保管出来ます。雨風に強いシンプルなドーム型構造はタフなだけでなく一人でも設営出来る程に簡単。信頼性と設営のし易さからビギナーだけでなくコアキャンパーも愛用するテントです。

BUY TOGETHER

アメニティドームM専用マットシートセット

(画像出典:snowpeak)


DOD
ライダーズタンデムテント

ユニークなアウトドアグッズを提供するDODのライダーズタンデムテントは、ワンタッチで設営出来る斬新な構造で設営時の悩みが一切無用のテントです。加えて広い前室は使い勝手が良く、スタイリッシュな外観は男心をくすぐります。十分な収納力を簡単に作り出せるライダーズタンデムテントは、ビギナーキャンパーの強い味方です。

(画像出典:DOD)


LOGOS
ナバホ Teppe400

可愛い見た目が印象的なロゴスのワンポールテント。1本のポールで設営出来るシンプルな構造は、ひとりでも迷わず簡単に設営が行えるため、不慣れな作業でも時間を取られません。その分 子供との時間を多くとれ、また見た目も楽しいナバホなら、子供も大人も楽しい思い出を作ることが出来るでしょう。

BUY TOGETHER

ナバホ Tepee400専用グランドシート



ナバホ Tepee400専用フロアマット


他のテントも見てみる!

気に入ったエントリーモデルが見つかったならば、他の大物アイテムも同じブランドで探してみると良いでしょう。雰囲気や色合いが似ているため、サイトに統一感が出てまとまりが生まれます。

他のキャンプ道具も見てみる!

まずはデイキャンプから!

いきなりキャンプに挑戦するのが不安な方は、まずはデイキャンプに挑戦してみましょう。

デイキャンプは宿泊しないキャンプですが、キャンプでのひと通りの作業を経験することが出来ます。特に初めてのキャンプで苦労する設営や火起こしなどは、時間に余裕のあるデイキャンプで練習しておけば時間配分も身に付きますよ。
出来れば一度テントの設営練習をしておくと良いかもしれませんね。

COMMENT

どんどん自然から遠のく日常の中で、緑の安らぎを得られるキャンプは心も身体も、大人も子供もリフレッシュ出来るおすすめの体験です。
しかし自然に近い分 その厳しさにも常に出合う場所でもあります。
しっかり準備して、心して楽しみましょう!

OUTDOOR STYLES.