もう悩まない!アメドをひとりで立ててみよう!

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キャンプ場での最初のイベント「設営作業」は、まっさらなサイトに居住スペースや団欒スペースを作り上げる重要なイベントです。
サイトのコンディションに合わせ、使い勝手や見栄えにも考慮したレイアウトを作るには、行き当たりばったりではいくら時間があっても足りません。

今回はテントを立てる際に気を付けるべき事と、スノーピークのアメニティドームMを用いたドームテントの設営手順を紹介します。

レイアウトを決めよう

まずキャンプ場に着いたらいきなりテントを張るのではなく、サイトのコンディションを確認し何処にテントを張るのかなど、サイトのレイアウトを考えます。
エリアの広さや地面の状態、高低差や通路の位置などを確認し、テントやタープなどの大物を中心に配置を決めましょう。

その際に気を付けるべきことは次の3点です。

1.窪地を見極める
地面をよく見ると傾斜があったり凹凸があったりします。
均一な方向の傾斜は水捌けを良くしますが、窪地は雨天時に水溜りになることがあります。
テントやリビングエリアとしては不向きですので、天気が怪しい時には窪地を避けて設営しましょう。

2.樹木の種類や状態を見極める
ある程度大きな樹木は木陰や雨宿りとして活用出来ますが、樹木の種類によっては樹液や木の実などを落下させるものがあります。
松ぼっくりや毬栗などの大きな木の実で幕が損傷しないように、新しいテントに樹液のシミが残らないように、または空洞化など樹木が腐ってきていると倒木の恐れがあるため、樹木の傍に設営する場合は樹木の種類や状態をよく確認しましょう。

3.風向きと強さを見極める
風向きを考慮した設営はとても重要です。
季節や気候に合わせ風を入れるのか防ぐのか、またテントやタープの構造上受け流せない向きに強い風を当てないようにする必要もあります。
更には焚火などの煙の流れやテント内のベンチレーションなど、より快適に過ごすためには風の影響は無視できません。

レイアウトを決めたらサイトの中心となる大物から設営します。
タープを使用する場合にはまず団欒の中心となるタープから設営しましょう。

タープを設営しない場合はテントから設営すると細かな配置を決め易いでしょう。

snow peak アメニティドームMの設営手順

それでは続いてスノーピークのアメニティドームMを使用して、ドーム型テントの設営手順を紹介します。

(画像出典:snow peak)

多くのキャンパーが愛用するアメニティドーム。
中でも4人を収容できるMサイズはファミリーキャンパーに圧倒的な人気を誇ります。
アメニティドームの高い人気はフォルムと外観、そして高い信頼性と設営のし易さにありますが、慣れるまでは手間取ることもあるでしょう。

今回はひとりで設営する手順を細かく紹介していきます。

部位の名称と道具の確認

(画像出典:snow peak)

アメニティドームMはスタッフバッグ、フライシート、インナーテント、ポール、ペグ&ロープで一式です。

テントのフロアは地面の凹凸で傷みやすいため、グランドシートを用いることをおすすめします。
※今回はアメニティドームM専用のシートではなく、サイズが丁度良くコスパの良い「ロゴス ぴったりグランドシート262×262cm」を使用しています。

アメニティドームMのポールは4本です。
Xフレーム2本とサイドフレーム、そして前室用のフレームです。

グランドシートを使って位置を確認する

まずはグランドシートを使ってテントの位置を確認します。

テントはグランドシートより大きく、また張り縄を張るためのスペースも必要になります。
アメニティドームMの場合はテントの側面にあたる部分に約1m、背面に約1.5m、正面には2m以上のスペースを取ります。
特にサイトの端に設営する場合には多少の余裕をもって配置すると良いでしょう。

風のある日はグランドシートが飛ばないように、グランドシートをペグダウンしておきましょう。
グランドシートはインナーテントのフロアサイズより数cm小さい物を使用します。
雨天時にテントのフライを伝って流れる雨水がグランドシートの上に流れ込まないようにするためです。
インナーテントを立てる

次にインナーテントの立ち上げです。
基本的には2人以上での設営が推奨されていますが、小さな子供連れの場合など一人で設営しなければならないことがあると思いますので、今回は一人で立てる場合の手順を紹介します。

まずグランドシート上にインナーテントを広げます。
前室ビルディングテープがついてる側が正面(前室側)になります。

続いてXポールをインナーテントのスリーブに通します。(Xポールは端が黄金色のポールです。)

ポールをインナーテントに組み込む際は、ポールを引っ張らずに押し込むように組み込みます。
ポールを引っ張ると連結部が外れたり半掛かり状態になることがあります。
半掛かりのポールは強度が極端に減少し、強い風などで折れ、幕の破損に繋がることもあります。

Xポールが配置出来たら、1方のポールを弓なりに歪ませながら両端をインナーテント端のピンに差し込みます。

もう一方のポールは弓の弦側にあたる方の端をピンに差し込み、反対側からポールでインナーテントを持ち上げるように立ち上げ、ポールの端をピンに差し込みます。

インナーテントが立ち上がったらサイドフレーム(長い方のポール)を組付けます。
サイドフレームは前室用フレームと比べ長い方になります。

サイドフレームは緑色の縁のスリーブに通します。、

スリーブに通したサイドフレームの両端をピンに差し込みます。

プラスチックフック(14か所)をポールに掛け、ペグダウン(6か所)します。

2連のフックはサイドフレーム側に引っ掛けます。

ペグダウン後、グランドシートの端をインナーテントに固定します。

グランドシートがインナーテントからはみ出さないように注意しましょう。

フライシートを取り付ける

次にフライシートを取り付けます。

フライシートをインナーテントに被せ、フライシート内側のベルクロテープ(8か所)でフライシートとポールを接続します。

その後、フライシートとインナーテントをバックル(6か所)で接続します。

続いて前室用フレームを組付けます。

前室用フレームをフライシートのスリーブに挿入し、両端をピンに差し込みます。

扉側のプラスチックフックはリングに引っ掛けます。

前室及び後室側のフライシート端にあるゴムループをペグダウンします。

ペグダウン後、前室ビルディングテープを外し収納します。(取り付けたままでも構いません。)

調整テープを引き、フライシートの弛みを取り除きます。

最後に張り縄をペグダウンし設営完了です。

フライシートがヨボヨボと弛んでいると耐風性が確保できず見た目も悪くなります。
張り縄や調整ベルトのテンションを調整し、フライシートがピンッと張るようにしましょう。

オプションパーツで更に快適なスタイルへ

オプションパーツのアップライトポールを使用することで前室メインドアパネルを跳ね上げることが出来ます。
メインドアパネルを跳ね上げると前室スペースが広がり、小さなひさしのあるリビングスペースが作られ、くつろぐ場所や出入りのし易さが向上します。

アメニティドームはタープやシェルターとも連結し易いので、自分に合うサイトレイアウトを探してみるのも良いでしょう。

今回使用したアイテムの紹介

snow peak / スノーピーク


アメニティドームM

46,000

(画像出典:snow peak)

snow peak / スノーピーク


アメニティドームM マットシートセット

18,700

(画像出典:snow peak)

snow peak / スノーピーク


アメニティドームアップライトポールセット

6,050

(画像出典:snow peak)

キャンプ場でスマートに設営するためには、そのキャンプ場特有のコンディションの確認と的確なレイアウトイメージが大切です。
特に初めてキャンプに行く方はこれらに加え、設営し易く信頼のおけるテントを選ぶことも重要です。

思った以上に時間が早く過ぎるキャンプでは、設営で戸惑ると焦りが出てきます。
そんな時にちょっとした設営ミスで破損するようなテントでは折角の時間が台無しです。

信頼と使い易さに定評のアメニティドームは、正に初めてのテントに最適なテントです。

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