コンパクト且つ高画質、そして超広角視野を兼ね備えたGoProは、様々なシチュエーションで最高の時間を切り取ってくれます。
しかしこの映像や画像はGoProさえあれば撮れるかというとそうではありません。
どんな映像を撮るのか、GoProの設定や撮影方法に対するイマジネーションとインスピレーション、そしてそれを可能にするための道具が必要です。
今回は「こんな映像が撮りたい!」を実現するおすすめのGoProアクセサリを紹介します。
シーンに合わせたGoProアクセサリの使用例
GoProのマウント系アクセサリは公式のものでも30種以上、サードパーティ製のものを含めると数えきれないほどのアクセサリがあります。
特殊な撮影シーンでは専用に特化したアクセサリが必要となることもありますが、日常に近い撮影では汎用性の高いものや多機能のもので兼用できた方がコストや荷物の面でも効果的です。
ここでは汎用性の高い多機能なアクセサリから、特殊なシーンに特化したものまで幅広くピックアップしています。
写真やビデオ、撮影シーンと共によく使用されるアクセサリを紹介していきますので、参考にしてみてください。
3つの基本撮影パターン
GoProの基本的な撮影パターンは「手に持って撮影する」「手元から少し離れた位置から撮影する(自撮りなど)」「置いて撮影する」の3種類でしょう。
これらにはそれぞれ専用のアクセサリが用意されていますが、3パターンを1つのアクセサリで撮影できる多機能アクセサリがおすすめです。
GoPro / ゴープロ
3-ウェイ2.0
3-Way 2.0
定点からベストポジションを狙うには・・・
定点撮影をしたくてもGoProを丁度良い位置に置くことが出来ない事はよくあります。
平らな面がなかったり、高さが合わなかったり・・・
ポールマウントやJawsはそんな時に使用できるアクセサリですが、取り付け先の形状によっては使えない時もあります。
近くにある木やフェンスなどフレキシブルに使えるアクセサリがあると便利ですよね。
GoPro / ゴープロ
ガンビー (フレキシブルマウント)
Gumby
JOBY / ジョビー
アクションゴリラポッド
これらの2つのアクセサリは汎用性の高い定点撮影用アクセサリですが、もちろん固定する場所が動くようなシーンでも使用することは可能です。
しかし固定力はそれほど強くないため、振動が大きい場所や風などの外力が掛かる箇所には不向きです。
そのような場合にはもっと強固に固定できるアクセサリが必要でしょう。
アクションの最先端でダイナミックな映像を撮るには・・・
アクションの先端、それは最も過酷な撮影環境です。
水しぶきや砂埃、高い風圧などからGoProをしっかり支え続けなければなりません。
そんな高い負荷の中でも、最も信頼のおけるマウントはやはり接着マウントです。
GoPro / ゴープロ
粘着性ベースカメラマウント(曲面+平面)
接着という絶対的な安心感が粘着マウントの特徴ですが、どうしても接着できない/したくない場合には吸着型マウントアクセサリもおすすめです。
GoPro / ゴープロ
サクションカップカメラマウント
撮影者目線のリアルな体験を表現するには・・・
体験をそのまま映像に残すには、GoProを身に付けることがもっとも効果的です。
中でも粘着マウントを用いたヘルメットへの装着は、臨場感と絶大な安心感で様々なアクションシーンへ展開されています。
その他にも胸や腕などに装着できる専用のウェアラブルなマウントアクセサリは多数用意されていますが、まずはより汎用性が高いと言えるアクセサリから紹介しましょう。
Ulanzi
磁気マグネットマウント
日常シーンではマグネットによるクイックリリースタイプがおすすめです。
使いたい時だけ素早く取り付けられる事と、定点撮影とも簡単に切り替えられるのはこのアクセサリの強みでしょう。
然しながら、マグネット式マウントの弱点は固定強度です。
上で紹介したUlanzi製磁気マグネットマウントは最大静止荷重20Nの強力なタイプではありますが、固定強度は衣服の厚みや強度によるため保証はありません。
激しいアクティブな状況でPOV映像を撮るには・・・
アクティブなシーンで利用するのであればメカニカルな強固なマウントアクセサリが望ましいでしょう。
体にがっちり固定されるウェアラブルなギアは、激しい振動の中でも揺れを抑え、臨場感のある映像を撮り続けられます。
GoPro / ゴープロ
チェスティー
Chesty
GoPro / ゴープロ
ハンド+リストストラップ
両手が解放できるウェアラブルマウントは、場面にマッチすれば臨場感や躍動感のあふれる映像を切り取ることが出来ます。
水中の世界を切り取るには・・・
GoProは水中での使用が可能なカメラでなので、今まで紹介したアクセサリを使用すれば十分効果的な撮影が可能です。
多くの撮影者は水中用に別途アクセサリを買い揃えることはないと思われますが、その中でも水中での使用に特化した「フローティングスティック」と「ドームポートスティック」を紹介しましょう。
GoPro / ゴープロ
ザ ハンドラー
The Handler
ドームポート
DomePort
水中撮影用のギアはこちらの記事でより詳しく紹介していますので参考にして下さい。
アイデア次第でGoProの世界は無限に広がる!
GoProはアクションカメラという分野の撮影機器ですが、何もアクションに限られたものではありません。
日常においてもちょっとした閃きで様々な映像を撮ることが出来ます。
画期的なアイデアこそが最も重要なアクセサリなのかもしれません。
今回紹介したアイテムが、少しでもあなたのGoProライフのアクセントになれたなら幸いです。