岐阜県中津川市にある緑豊かなキャンプ場。
澄んだ付知川の河畔に木々がすくすくと育ち、まるでキャンプ場を守るかのよう。
大きな木々と整備された使い易い施設がこのキャンプ場の特徴です。
この記事では、緑に守られ安心して過ごせるキャンプ場「福岡ローマン渓谷オートキャンプ場」の詳細情報をお届けします。
福岡ローマン渓谷オートキャンプ場ってどんなとこ?
福岡ローマン渓谷オートキャンプ場のある岐阜県中津川市は中山道の宿場町「馬籠宿」のある町です。
また、日本の城ベストランキング絶景山城部門で2018年に1位を獲得した苗木城跡もあり、昔の風景や面影を感じられる町です。
中央自動車道 中津川ICから山際を20程走った付知川の河畔にあります。
周囲は自然に囲まれ緑豊かな場所ですが、車で数分の距離にコンビニやホームセンター、スーパーなどもあるため、何かの時に困ることはありません。
施設情報
(画像出典:福岡ローマン渓谷オートキャンプ場)
広い芝生広場を中心に区画、通路、区画とレイアウトされ、外側が付知川へと続く河原になっています。
受付後に入場ゲートをくぐり、場内へと入ります。
道路は舗装され清掃が行き届いています。
この道路は自転車やキックボードなどの遊び場にもなっているため、車で通行するときには最新の注意が必要です。
サイト情報
サイト名 | タイプ | サイト数 |
テントサイト(電源付き) | 砂 | 60 |
17番テントサイト(電源なし) | 砂 | 1 |
ロッジ | – | 1 |
バンガロー | – | 6 |
ほとんどのサイトは4区画がひとつの垣根で囲われており、中央の車道スペースで2区画ごとに分割されています。
2区画間には仕切りがないため、知り合い同士で使用する場合には便利です。
テントサイトの大きさは公式では10×10mとなっていますが、1区画のサイズはそれ以上と思われます。
ただし区画内には木々が何本も生えているため、平地の面積ということであれば100m2くらいと思われます。
ハンモックやスラックラインの使用は可能なので、木々を上手く利用すれば広々と利用することが出来ます。
地面は土混じりの砂で表面に芝や草が生えています。
地表の下は固い層のためプラペグでは10cm程度までが限界です。
場所によってはアルミのペグが打ち込めるところもありますが、鍛造ペグがあると苦労することはないでしょう。
福岡ローマン渓谷オートキャンプ場は川岸のキャンプ場です。
そのため暖かい季節には蚊だけでなくブヨも発生します。
ブヨは蚊に比べ刺されるとかなり痒く、更に痒みが引くまでにおおよそ1~2日程掛かります。
飛んでいることにも気付き難いためしっかりとしたブヨ除け対策が必要です。
炊事場
受付と隣接しお風呂とサニタリー施設が併設されています。
サニタリー施設の手前に炊事場とゴミ収集場所があり、その奥にトイレがあります。
炊事場はとてもきれいです。
全部で3列あり混雑して待つということはありません。
お風呂
場内にお風呂が完備されています。
お風呂はサイト利用料に含まれていますので、宿泊者は無料で利用することが出来ます。
(画像出典:福岡ローマン渓谷オートキャンプ場)
シャンプーやボディーソープなどは常備されていませんので持参しましょう。
また、サニタリー施設横にコインシャワーも設置されています。
平日など利用者が少ない時はボイラーが止められていることがありますので、その場合はコインシャワーとなります。
ゴミの処理
ゴミ収集場所はサニタリー施設内に設けられています。
使用済みのガス缶なども回収してくれ、とても親切です。
遊び場
場内中央の芝生広場とキャンプ場の横を流れる付知川がメインの遊び場になります。
夏場はかなり気温が上がるため、川のあるキャンプ場は心強いです。
自然の川のため流れの早い所や深場があります。
特に雨天はかなり増水しますので注意が必要です。
天気の良い日は浅瀬に小魚が集まり、川岸でも十分水遊びが楽しめます。
また、6~7月は対岸に蛍が見られます。
レンタル用品
自転車のレンタルが可能です。
休日にはレンタル目的の列が出来ます。
お得情報
テントサイト限定でJAF会員割引、6月限定で区画料金無料/割引があります。
また大型連休や繁盛期を除き、アーリーチェックイン(9時より)、レイトチェックアウト(17時まで)が無料で利用できます。
レビュー
整備が行き届きとても親切なキャンプ場です。
サイトも広く木陰も多く、施設も使い易く清潔です。
広い施設と広場、整備された道路は子供達を十分遊ばせるのに事足ります。
木々に囲まれのんびりと過ごすにはおすすめのキャンプ場です。
注意が必要なのは高い松の木からの松ぼっくりや樹液の落下です。
大切なテントやタープが傷つかないよう木の位置を考えたサイトレイアウトが必要です。