スタイル色々。耐候性、居住性、設営性に優れたトンネル型テント12選

Outdoor Gears

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季節や天気、集う人の数など、キャンプのシチュエーションはその都度変わりますが、その場、その時に合わせてスタイルを合わせられるキャンパーを見ると感心させられます。
キャンプのスタイルを構成するギアは数多くあり、中でも団欒スペースを作り出すタープは重要な役割を担いますが、タープ以外にも団欒スペースを作るギアがあります。

今回は団欒スペースと寝室を備えるトンネル型テントを紹介します。

トンネル型テントの特徴と魅力

別名イモムシテントとも言われるトンネル型テントは、半円状に湾曲したポールとフライのテンションで、正にトンネルのような形を作るテントです。
自立型ではないため設営にはペグダウンが必要ですが、フライにポールを通しテンションを掛けながらペグダウンするだけで簡単に設営出来るため、大型のトンネル型テントでもひとりで素早く設営することが可能です。

基本的なトンネル型テントのスタイルは、最深部に寝室があり入口側がリビングスペースになっているツールーム型ですが、インナーテントはフライに吊り下げるタイプで着脱が出来るものが多いため、必要な時だけインナーテントを張るという対応も可能です。

またトンネルの壁にあたる部分に出入口を設けているタイプもあり、その場合出入りの利便性が良い事に加え寝室をトンネルの両側に配置するスタイルを作ることも可能です。
もちろんシェルターとして利用することも可能で、数あるテントの種類の中でもアレンジ性の高いテントになります。

トンネル型テントはアレンジ性能が高いわりにシンプルな構造で、フライとフライに通したフレームが一体となり負荷を支えるタイプのテントです。
そのためフレームはもちろん、フライの材質や造り、ベンチレーションやファスナー構造などがしっかり作られていないと、耐久性や耐風性が損なわれることになります。
選定時にはフライの構造部についてもよく確認するようにしましょう。

おすすめポイント

トンネルテントは、一般的に大型にも拘らず設営が容易で、慣れれば一人で20分と掛からず設営出来る程です。
特に悪天候時には設営・撤収が素早く行え、更に寝室とリビングがシームレスに連結されていることで濡れることなく過ごすことが出来るため、小さな子供のいるファミリーキャンプにも適します。

また、スクリーンタープのようなプライベート感とオープンタープのような開放感の2面性を持つため、シチュエーションに合わせたアレンジも楽しいでしょう。

厳選 トンネル型テントの紹介

それではトンネル型テントのおすすめを紹介しましょう。
今回は4人前後を収容出来るサイズから厳選しています。

DOD / ディーオーディー


カマボコテント3(M)

KAMABOKO TENT 3(M)

(画像出典:Amazon)

トンネル型テントの流行を作り出したとも言えるDODのカマボコテント。
大人も立って歩くことが出来る高い全高と広い室内、更に多くのドアを備えた構成は、多人数でも快適に収容することが出来ます。
初期型から多くの改善が施され、使い易さだけでなく耐久性や換気性が大幅に向上したカマボコテントは、価格に見合わぬ高パフォーマンスを発揮するトンネル型テントです。

(画像出典:Amazon)

75,900

アウターサイズ W300×D640×H195cm
ファブリック フライ:150Dポリエステル
インナー:68Dポリエステル
ボトム:210Dポリエステル
耐水圧 フライ:3,000mm
ボトム:5,000mm
収納サイズ W69×D35×H31cm
重量 約19.5kg

Coleman / コールマン


トンネル2ルームハウス LDX

(画像出典:Amazon)

アウトドアメーカーの老舗コールマンのトンネル2ルームハウスは、大きく広がるリビングスペースとひさし構造が特徴のトンネル型テント。
サイドに設けられたメッシュは光と風を取り込み、また寒い時期にはスカートが吹込みを防ぐことでリビングスペースでの時間を快適にします。
調整可能なベンチレーションシステムと、防ぐところはしっかり防ぐというユーザーの要求がしっかり取り込まれた使い易いテントです。

(画像出典:Coleman)

94,380

アウターサイズ W660×D330×H200cm
ファブリック フライ:75Dポリエステルタフタ
インナー:68Dポリエステルタフタ
ボトム:210Dポリエステルオックス
耐水圧 フライ:2,000mm
ボトム:2,000mm
収納サイズ 72×31×31cm
重量 約16kg

LOGOS / ロゴス


グランベーシック 3ルームトンネルドーム

(画像出典:LOGOS)

垂直に立ち上がった壁と、ナチュラルなアースカラーとフォルムが特徴的なロゴスのトンネルドーム。
広いリビングと共にメッシュパネルで囲まれ多拡張リビングが、随一の通気性と広さを誇ります。
全高も高く室内が広いため、雨天でも快適に過ごすことが出来るでしょう。

(画像出典:LOGOS)

157,300

アウターサイズ W594×D355×H200cm
ファブリック フライ:難燃性ポリオックス
インナー:ポリタフタ
ボトム:ポリオックス
耐水圧 フライ:3,000mm
ボトム:5,000mm
収納サイズ 75×36×36cm
重量 約20.3kg

QUICK CAMP / クイックキャンプ


クーヴァ

qc-kurve

(画像出典:QUICK CAMP)

大型スケールのトンネル型テント。
全高2m、全長6m超の室内は、大人も気兼ねなく行き来できるほど余裕のある広さです。
側面には大型のメッシュパネルが構成され、通気性と大画面スケールの解放感を感じられます。
シンプル構造ですが、冬場にも対応できるようスカートが備えられるなど、必要な機能はしっかり備わっています。
インナーテントとグランドシートも付属するオールインワン仕様なので、キャンプ道具が揃っていないビギナーでも安心です。

(画像出典:QUICK CAMP)

55,000

アウターサイズ W680×D355×H200cm
ファブリック フライ:ポリエスエル
インナー:ポリエスエル
ボトム:PE
耐水圧 フライ:3,000mm
ボトム:5,000mm
収納サイズ 40×40×65cm
重量 約20.5kg

snow peak / スノーピーク


ヴォールト

(画像出典:Amazon)

スノーピークのエントリーモデルに位置するヴォールトは、初テントとして申し分のないコスパに優れたテントです。
フライをはじめ各パーツの素材や造りが高水準であり、耐風性、耐水性にも優れます。
トンネルテントの特徴である設営のし易さと共に、悪天候時でも室内で過ごせる広さがあります。
インナーテントの脱着も可能なので、広い用途で使えるのも魅力です。

(画像出典:Amazon)

41,800~

アウターサイズ W530×D300×H150(室内高)cm
ファブリック フライ:75Dポリエステルタフタ
インナー:68Dポリエステルタフタ
ボトム:210Dポリエステルオックス
耐水圧 フライ:1,800mmミニマム
ボトム:1,800mmミニマム
収納サイズ 66×25×25cm
重量 約7.9kg

SABBATICAL / サバティカル


アルニカ

ARNICA

(画像出典:Amazon)

アルニカは背の高い大型のトンネルテントです。
側面にリッジポールを設けることで、剛性の向上と共に綺麗なアーチ型のフォームを作り出しています。
4面が広範囲に開放できるため、通気性の確保と共に多彩なアレンジが楽しめます。

(画像出典:Amazon)

88,000

アウターサイズ W620×D320×H210cm
ファブリック フライ:210Dポリエステルオックス、75Dポリエステルタフタ
インナー:68Dポリエステルタフタ
ボトム:210Dポリエステルオックス
耐水圧 フライ:3,000mm
ボトム:1,800mm
収納サイズ 81×42×35cm
重量 約20.5kg

TOKYO CRAFTS / 東京クラフト


ウィングフォート

(画像出典:TOKYO CRAFTS)

ウィングフォートは、2重構造のアウターを持つ唯一のトンネル型ツールームテントです。
外側のアウターはタープの様に展開することができ、その上で前後左右に備えられた全8面のドアパネルはメッシュ、オープン、クローズを自由に切り替えることが出来ます。
季節、天候問わず、オールラウンドで頼れる大型テントです。

(画像出典:TOKYO CRAFTS)

99,800

アウターサイズ W300×D600×H210cm
ファブリック 本体:75Dポリエステルタフタリップストップ
天井:210Dポリエステルオックス 遮光PU(黒)
耐水圧 天井:5,000mm
本体:2,000mm
収納サイズ 35×35×70cm
重量 約18.3kg

NORDISK / ノルディスク


レイサ6

Reisa 6

(画像出典:Amazon)

ノルディスクのレイサ6は大小2つの寝室を備えるトンネル型テント。
フロントと両サイドに備えるドアは寝室とリビングの位置に自由度を与え、様々なセッティングアレンジを可能にします。
フルクローズ時でも十分な採光がとれる窓を多数備え、悪天候や寒冷地でも不自由なく過ごすことが出来るでしょう。

(画像出典:Amazon)

230,780

アウターサイズ W645×D295×H210cm
ファブリック フライ:100% Polyester, Rip-stop
インナー:100% Polyester
ボトム:100% Oxford Polyester
耐水圧 フライ:3,000mm
ボトム:8,000mm
収納サイズ 70 x 35cm
重量 約17kg

ROBENS / ローベンス


グリーンキャッスル

Green Castle

(画像出典:ROBENS)

前後に2つの寝室スペースを備えるローベンスのグリーンキャッスルは、遊び疲れた体をしっかり休めることに重きを置いたトンネル型テントです。
アーチの幅を広く取り全高を抑えたフォルムは、ロースタイルやお座敷スタイルに適し、テントに入ることで遊びと休息の切り分けを行うことが出来ます。
両インナーテントは取り外しが自由で、前後どちらかを寝室にしたり、両方を外してシェルターとしても利用が可能です。
前室と中間リビングスペースには取り外し可能なフロアが準備され、自由なセッティングレイアウトが楽しめます。

(画像出典:ROBENS)

94,600

アウターサイズ W460×D235×H155cm
ファブリック フライ:ハイドロテックスHD、75Dポリエステル189T
インナー:68Dポリエステル190T
耐水圧 フライ:5,000mm
収納サイズ 62×26cm
重量 約8.8kg

HILLEBERG / ヒルバーグ


ケロン4GT

KERON 4 GT

(画像出典:Amazon)

ケロン4は過酷な環境を想定し作られた、ヒルバーグのブラックレーベルに位置する高水準テントです。
生地を含めた素材から細部の造りまで、ヒルバーグの技術力が集結しています。
元々設営のし易さがひとつの特徴でもあるトンネル型テントにおいて、ケロン4は更にインナーとアウターを連結することで設営性が格段に優れています。
そしてケロン4GTはケロン4に広い前室が付属する使い勝手のよいテントです。
ハードなシチュエーションでも確実な居住スペースと機動性が確保される頼れるテントです。

(画像出典:Amazon)

244,200

アウターサイズ W508×D210×H110cm
ファブリック Kerlon1800
重量 約5.5kg

FJALL RAVEN / フェールラーベン


アビスコ エンデュランス4

Abisko Endurance4

(画像出典:FJALL RAVEN)

フェールラーベンならではの美しいデザインと、高い耐風性が特徴のトレッキング仕様のトンネルテント。
低い全高のため室内で立ち上がったり団欒をするには向いておらず、機動性や軽さに重点を置いたテントです。
広い全高は悪天候時の作業スペースなどやギアの保管場所として効果的です。

(画像出典:FJALL RAVEN)

225,500

アウターサイズ W540×D240×H125cm
ファブリック フライ:20D TripleRip ナイロン
ボトム:40D PU ナイロン
収納サイズ 21×44cm
重量 約3.8kg

ogawa / 小川


アポロン

Apollon

(画像出典:Amazon)

ogawaのアポロンは堅牢なアルミポールに支えられた大型のトンネルテントです。
雄大な佇まいと広い室内、更に4面に備えられた大型のフルメッシュはアポロンならではの味わいがあります。
インナーテントを利用した2ルームスタイルはもちろん、大型のシェルターとして多人数の集う場としても活用できます。
季節やメンバー問わず、様々なシチュエーションに対応できるオールマイティーなテントです。

(画像出典:Amazon)

187,000

アウターサイズ W320×D585×H205cm
ファブリック フライ:ポリエステル210d
インナー:ポリエステル68d
ボトム:ポリエステル210d
耐水圧 フライ:1,800mm
ボトム:1,800mm
収納サイズ 80x45x35cm
重量 約26.8kg

トンネル型テントは設営のし易さと悪天候への高い順応性が特徴のテントです。
また様々なアレンジで遊べるテントでもあるため、小さな子供連れのキャンプから仲間とのグループキャンプでも使える万能テントです。

テント選びに迷うなら、まずトンネル型テントを考えてみると良いかもしれません。

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