長い歴史を持つキャンプがヴィンテージと結び付くのは必然の事。
そしてヴィンテージの復刻を一早く実現するThous Windsが、アイロンストーブの復刻を行うのも必然の事。
今回は、アンティーク調の映えるフォルムとマルチユースな実力を備える「Thous Windsのオイルストーブ」を紹介しましょう。
【Thous Winds】ファイヤーダンスストーブ
アイロンストーブの歴史は古く、その名はストーブの熱でアイロンを加熱していたことから由来します。
アイロンストーブの他にもオイルストーブやクッカーストーブなどとも呼ばれ、呼び名の数だけ歴史の深さを感じさせます。
ファイヤーダンスストーブは「暖房」「調理」「光源」とマルチに活躍するストーブです。
オイルを燃焼させることで熱を発生させ、暖房と調理の熱源として機能します。
更にガラス窓から覗く炎が周囲を照らし、一般的なオイルランタンよりも大きな光量を発します。
キャンプの夜に灯せば、三役もの働きをする優れたギアです。
ファイヤーダンスストーブの特徴
ファイヤーダンスストーブはパラフィンオイルを燃料とするオイルストーブです。
オイルタンクに燃料を入れ、灯芯をオイルに浸して火を灯すことで燃焼させます。
燃焼室を倒すとオイルタンク上部に組み込まれた灯芯が顔を出します。
灯芯は本体横のツマミで出量が調整でき、これにより燃焼具合を調整します。
正常な燃焼状態だと煤の発生が抑制され、美しい炎の揺らぎが楽しめます。
燃料の注入はタンクの角に設けられた燃料ツマミを外して行います。
密閉構造ではないため、持ち運び時には燃料を抜くなどの処理が必要です。
本体の素材にはマッドブラックの焼付塗装を施したステンレスSUS304を使用しています。
ツマミやロゴプレートには真鍮を使用し、無骨なだけでない洗練さをデザインしています。
熱や錆に強く、長きに渡り使い続ける事が出来るでしょう。
特に最も汚れが付着する燃焼室とゴトクへの配慮が優秀です。
炎の揺れを映す耐熱ガラスは開閉可能な構造をとり、ゴトクは取り外しが出来るようになっているため、使用後の煤汚れを隅々まで確実に清掃することが可能です。
サイズ | 15.7×11×H21cm |
タンク容量 | 約400ml |
重量 | 約1,705g |
まとめ
ファイヤーダンスストーブはヴィンテージが映えるマルチユースな卓上暖炉です。
「暖房」「調理」「光源」をひとつのギアが熟すことで限られたキャンプの時間にゆとりが生まれ、更に炎の揺らぎやアンティークフォルムが気持ちを落ち着かせます。
ファイヤーダンスストーブは、コンパクトでありながらキャンプの中心を支えるギアでしょう。