テント内を安全に!テンマクデザインの外気を取り込む薪ストーブ登場

Outdoor Gears

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冬キャンプを象徴するギアのひとつである薪ストーブ。
暖かさだけでなく、非日常の体験や煙突から立ち昇る煙のある風景、そして武骨な映えはアウトドアマンの憧れでもあります。

しかし薪ストーブには危険も伴います。
最も気を付けなければならない事は一酸化炭素中毒ですが、今回は一酸化炭素中毒のリスクを大幅に軽減できる斬新な薪ストーブを紹介しましょう。

テンマクデザインとは

テンマクデザインは「焚火」と「食」のふたつを軸に、アウトドアライフを更に豊かにすることをコンセプトとしたブランドです。
焚火ギアをはじめ、ブランドを代表するサーカステントなど、数多くのキャンプギアを作り出しています。

今回紹介する薪ストーブも「焚火」と「食」に大きく関係するギアのひとつで、サーカスTCなどテンマクデザインの幕体とも相性の良いギアです。

テンマクデザインの薪ストーブ『ウッドストーブサイドヴュー』とは

今回紹介の一酸化炭素中毒リスクを軽減したストーブのベースデザインとなっている薪ストーブが「ウッドストーブサイドヴュー」です。

テンマクデザインとWINNERWELLがコラボレーションして誕生した薪ストーブで、デザインと共にWINNERWELLの高い品質管理が強みの薪ストーブです。

(画像出典:tent-Mark DESIGNS)

ウッドストーブはS、M、Lの3つのサイズに展開する薪ストーブで、MとLサイズは本体側面にも耐熱ガラス窓を備え、その構造からサイドヴューという名が付いています。
※Sサイズは正面窓のみのため、正確にはウッドストーブSという名です。ウッドストーブSはソロに適したコンパクトサイズが魅力の薪ストーブですが、2023年10月時点において、在庫限りの廃盤品となります。

ウッドストーブサイドヴューは堅牢な構造と共に、錆に強いステンレスを素材に採用していることや、炎の揺らめきを楽しめる窓の多さなどから高い人気を誇ります。

危険な一酸化炭素中毒リスクについて

ウッドストーブサイドヴューに限らず、薪ストーブをテント内などの通気性の低い空間で使用すると一酸化炭素中毒を発生するリスクが高まります。
それは薪ストーブが周囲の酸素を消費して炎を灯すため、通気性の低い空間では酸素濃度が低くなり、これにより不完全燃焼が起こることで一酸化炭素が発生します。

一酸化炭素は血液中のヘモグロビンの「酸素を運ぶ機能」を奪うため、一酸化炭素を多く吸うと体内が酸欠状態となり、最悪の場合は死に至ります。

薪ストーブを使用する際に換気をしなければならない理由は、この様なメカニズムがあるからです。

一酸化炭素中毒リスクを低減するには

一酸化炭素は換気不足などによる酸素濃度の低下が原因で発生します。
つまり一酸化炭素中毒を起こさないためには、一酸化炭素を発生しないよう酸素の供給を止めないこと、そして発生した一酸化炭素を吸わないことが重要です。

酸素の供給を止めないための効果的な方法は換気ですが、薪ストーブに期待する暖房性能は換気により低下するため、このバランスを取れずに不完全燃焼を起こすということは稀ではありません。

どうにか暖房性能を落とさずに酸素を供給したい、誰もが望むことだと思いますが、これを実現した薪ストーブがテンマクデザインの「ウッドストーブサイドヴュー・アウトサイドエア」です。

外気を取り込む薪ストーブ『アウトサイドエア』

まずはアウトサイドエア機能を搭載した「ウッドストーブサイドヴュー・アウトサイドエア」の全容を見てみましょう。

(画像出典:Amazon)

スタンダードなウッドストーブサイドヴューには付いていないダクトが装備されています。

更によく見てみると、スタンダードモデルに備えられていた正面の給気口がありません。

スタンダードモデルでは燃焼時の酸素供給を正面の給気口から行っており、それはつまりテント内の酸素を取り込むことになります。
閉ざされた空間で燃焼し続ければ、酸素濃度が低下することは容易に想像されるでしょう。

これに対し、アウトサイドエアモデルには正面給気口がないため、テント内の酸素を取り込むことが出来ません。

アウトサイドエアモデルは外気パイプと呼ばれるダクトの先端から酸素を取り込む構造のため、この外気パイプをテント外に設置することで、理想的にはテント内の酸素を消費することなく燃焼を続けます。

アウトサイドエアモデルでは、テントの外の空気を取り込み燃焼することでテント内の酸素濃度が減少せず、一酸化炭素の発生を抑える事が出来るのです。

(画像出典:Amazon)

アウトサイドエアモデルの詳細機能

外気パイプはストーブ本体の背面に設置されています。
ストーブ本体と外気パイプとの接続部には流量調整が行えるダンパーが装備され、正面のレバーにて給気調整が可能です。

ダンパーは火力の調整と共に、薪の投入時に煙が室内に漏れ出ることを防ぐ役割も担います。
給気を絞ることで燃焼室内部は負圧となり、正面扉を開けても扉の外から煙突へと空気の流れが形成され、煙が室内に漏れ出ません。

更に薪投入時にこの空気の流れが必ず形成されるよう、給気レバーを閉にしなければ扉を開けることが出来ないギミックも設けられています。

外気パイプからダンパーを通り供給された空気は、上下2部屋に分割された燃焼室の下側の空間に到達します。

(画像出典:Amazon)

つぎに燃焼室下部に供給された空気は、サイドヴュー下の通気孔を通り燃焼部へと供給されます。
この時、燃焼熱が空気を温めることで燃焼効率が向上し、完全燃焼を促進します。

高い密閉性

ウッドストーブサイドヴュー・アウトサイドエアは、外気を取り込むことで酸素濃度を下げることなく燃焼し続けられる画期的なストーブです。

一酸化炭素中毒リスクを劇的に抑止できるアウトサイドエア機能を搭載すると共に、高い密閉性で一酸化炭素や燃焼臭を漏らさない特徴も備えます。

(画像出典:Amazon)

正面扉内側にはパッキンが取り付けられており、本体と扉との隙間を確実に埋めてくれます。

この高い密閉性が一酸化炭素や煙、燃焼臭の漏れを抑え、室内環境の悪化を防ぎます。

サイズと収納

本体サイズは570×526×H2,230mmで、煙突外径はφ76mmとなります。
本体材質はステンレスSUS304、外気吸入パイプはアルミです。
重量は本体のみで約11.05kg、付属の収納ケースと併せると約13.02kgとなります。

(画像出典:Amazon)

ステンレスSUS304は錆に強く水洗いが出来るため、使用後の清掃が容易です。
運搬や保管に便利な収納ケースが付属するのも良いですね。

まとめ

テンマクデザインのウッドストーブサイドヴュー・アウトサイドエアは、画期的な外気吸入構造と高い密閉性により、一般的な薪ストーブよりも一酸化炭素中毒のリスクを大幅に低減する安全性の高いストーブです。

もちろん一酸化炭素濃度の確認や換気が不要という事ではありませんが、初めて薪ストーブを使う方でも安心して使えるようなコンセプトで作られています。

この冬、薪ストーブデビューを考えている方は是非検討してみてください。

tent-Mark DESIGNS / テンマクデザイン


外気パイプ・ケース付き3点セット

新ウッドストーブサイドヴュー アウトサイドエア

(画像出典:Amazon)

87,780

サイズ 570×526×H2,230mm
煙突径 φ76mm
材質 本体:ステンレス
外気吸入パイプ:アルミ
ケース収納サイズ 695×300×310mm
総重量 約13.02kg
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