テント泊、ハンモック泊、タープ泊などキャンプのスタイルは様々です。
それぞれに異なる特徴と魅力があり、より野に近づくスタイルを選べばそれだけ解放感が増します。
解放感のあるスタイルは自然との距離が近付き、更に荷物が削減できるといったメリットがありますが、同時に虫との距離は近くなります。
今回は解放感の高いフロアレススタイルでのキャンプでも、蚊やコバエなどの虫から距離がとれるギアを紹介しましょう。
フロアレスの良さと...
隔たりのない解放感の中では風や音はダイレクトに吹き抜け、夜の静寂の中でさえダイナミックさを感じることでしょう。
フロアレスの様な解放感の高いスタイルでは自然は遠慮なく肌に触れていきます。
それは空気感だけでなく、蚊やコバエ、アリなど自然に住む生き物たちも同様です。
虫が好き、嫌いにかかわらず、彼らが生きる土地でフロアレス泊をする場合、彼らの侵入に対しては耐えるか対策するかの選択が必要になります。
今回紹介するモンベルのバグプルーフ スリーピングネットは、フロアレスでのシュラフ泊において虫の侵入を防ぐことが出来るギアです。
【mont-bell】バグプルーフ スリーピングネット
シュラフに入った状態で唯一解放される頭部を保護することで、頭部やシュラフ内への虫の侵入を防ぐことが出来ます。
(画像出典:Amazon)
バグプルーフ スリーピングネットには、目の細かいメッシュを構築するモノフィラメントが採用されています。
モノフィラメントは虫を防ぐ役割と共に撥水性と透湿性を備えた生地で、呼吸や発汗による湿度は外部へ発散し、タープなどから落下する水滴は内部に通さない性質を持つため、結露による不快感を抑制します。
また、ネットには柔軟性のあるワイヤーが組み込まれ、頭部周辺に空間をつくり出します。
ワイヤーがフォルムを保つことでメッシュが顔に触る不快感が無く、更にメッシュを通して虫に刺されることからも防ぎます。
バグプルーフ スリーピングネットは頭部の保護だけでなく、虫がシュラフ内に入り込むことを防ぐ効果もあります。
開口部に設けられたドローコードを引くことで、シュラフとの間に出来る隙間を絞ることが出来ます。
まとめ
フロアレスでの野営において、解放感を損なうことなく虫の侵入を遮断するにはモンベルのバグプルーフ スリーピングネットは効果的なギアです。
バグプルーフ スリーピングネットには虫除けという性能だけでなく、結露への対策も備えられています。
これは山の環境を知り尽くしたモンベルならではの設計思想でしょう。
フロアレスでのキャンプで虫が心配な方や環境改善したい方に、特におすすめのギアです。