GoPro買うならどれがいい?最新機種をスペックと使い方から選び抜く!

アクションカメラの代名詞といわれるGoProですが、今ではアクションだけでなく、日常でもイベント事でも、旅のお供にも大活躍のカメラとなりました。
コンパクト且つ高性能、高耐久性を兼ね備えた魅力的なカメラであるGoProですが、初めてGoProを選ぶ時は、どれを選べば良いか迷われる方も多いと思います。
シリーズを通すと数の多いGoProですが、HERO5の開発を転機に随分集約され、2018年現在は3機種まで絞られたため頭を抱える程ではなくなりました。

この記事ではHERO4から進化した過程と、現在のHEROシリーズのスペック比較、そして使用方法に合わせたおすすめ機種について紹介します。

GoPro旧シリーズのおさらい

まずはHERO5の前身機であるHERO4について簡単にみてみます。HERO4には なんと6種類ものGoPro製品が存在していました。上位からあげていくと次の通りです。

  • GoPro HERO4 Black
  • GoPro HERO4 Silver
  • GoPro HERO4 Session
  • GoPro HERO+LCD
  • GoPro HERO+
  • GoPro HERO

これだけラインナップが多いと性能比較も大変で、どれを選べば良いのか迷う方は多かったと思います。より上位の方がもちろん性能は優れていますがその分価格も高くなります。使う目的に対してどこまでの機能・性能が必要なのかが見定められない状態では、上位の方が優れていると分かっていても高額の出費には抵抗があるものです。

旧シリーズからみたGoProの方向性

GoProは様々なユーザーに対応するため多くの機種を出してきました。それはGoPro側もユーザーのニーズが読み切れなかったことと、アクションカメラという分野の認知度が低かったためだと思われます。そのために性能と価格に段階を持たせたレパートリーを提供することで、ユーザー側のアクションを確認してきたのでしょう。

その中でGoProシリーズは大きく2つの種類に別けられます。アクションシーンに限定すると外観上の違いからSessionとそれ以外という分類になりますが、ここではもうひとつの大きな特徴であるバッテリー交換性に着目していきます。

バッテリー交換性に着目して機種を別けると、HERO4 BlackとSilverがバッテリーの交換が可能な機種で、Session以下がバッテリー一体型のため取り外しが出来ない機種になります。

バッテリー交換対応機種

  • GoPro HERO4 Black
  • GoPro HERO4 Silver

バッテリー交換未対応機種

  • GoPro HERO4 Session
  • GoPro HERO+LCD
  • GoPro HERO+
  • GoPro HERO

バッテリーが交換出来るか出来ないかということは、GoProを使用する上で大きな違いになります。

大まかな説明になりますが、満充電時の連続運転可能時間は約2時間です。ON/OFFを繰り返したりwifiを使用したりするとそれ以下になります。何かのアクティビティーに参加した場合や旅行などで撮影する場合には、多くの場合2時間を超えることになるでしょう。その場合バッテリーを交換できない機種では本体ごと交換するしかありません。(その分 本体価格が抑えられているというメリットはあります。)

旧シリーズでバッテーリー一体型の機種が多数揃えられていたのは、どちらかというとハンディーカメラ所有者に対する2台目のカメラという意識が強かったため、本体価格を抑えたかったのではないでしょうか?然しながらバッテリー一体型の機種にタッチパネルを付け電力消費量を増やしてしまったり、画素を落としすぎたことで映像分野の土俵に乗らなかったりと、あまり良い評価が得られなかったのが実際です。

しかしその経験を経たからこそ、次世代機であるHERO5が生まれることが出来たのです。

GoPro HERO5の紹介

旧シリーズでの課題を克服し、更に進化したのがGoPro HERO5シリーズです。

HERO4を通して把握したユーザーニーズを存分に集約したことで、「様々なユーザーを対象とするためには様々な機種が必要である」という呪縛を打ち破り、逆に「多くのユーザーが求める万能機種はひとつである」という方向性へと舵を切り直しました。
その結果、GoPro HERO5では「HERO5 Black」と「HERO5 Session」の2機種しかありません。

GoPro HERO5 Black

旧機種では高性能機であるBlackと、一般スペック機のSilverがありました。
HERO5ではBlackのみに集約し、更にHERO+などの廉価版機種を廃止することで、多品種少量生産から大量生産型に方式変換されました。その結果ネックであった価格をシリーズベースで大きく下げ、高機能低価格を実現したのです。

HERO5 Blackの登場で細かな機種比較すら無駄になりましたので、価格のみ比較しておきます。(HERO5発売当時の価格です。)

  • GoPro HERO5 Black:本体価格¥53,000(税別)
  • GoPro HERO4 Black:本体価格¥60,500(参考)
  • GoPro HERO4 Silver:本体価格¥47,500(参考)

もちろんHERO5 Blackの方が圧倒的に性能が上です。特筆すべきは次の3点です。

  • 手ブレ補正(電子)搭載
  • ハウジングなし10m防水
  • 音声コントロール

手ブレ補正は非常に重要な機能です。今ではほとんどのカメラに内蔵される機能のため、その重要性を認識されている方は少ないかもしれませんが、通常の写真撮影においても十分な光量と撮影テクニックがないと手振れ補正のないカメラでの撮影は困難です。特にアクションという中で使用されるGoProには、映像を安定化してくれるこの機能はなくてはならない機能といっても過言ではありません。

また、防水性能は電子機器であるカメラにとってはとてもありがたい機能です。水中で撮影する/しないに係わらず、日常で水が掛かってしまっても壊れないということは非常に有益です。

HERO5登場時、この型のシリーズとしては最高性能で且つ最安値(性能比)であることは間違いなく、バッテリー交換可能機としてはGoPro HERO5 Black以外は選択する余地はなくなりました。

GoPro HERO5 Session

HERO5 Sessionは前号機のHERO4 Sessionのグレードアップ機種です。

HERO5ではバッテリ一体型機の集約モデルとしてSessionへの統一を行いました。バッテリー一体型は撮像時間の縛りがあるため、バッテリーを交換できるタイプがあれば全てを網羅されかねない微妙な立場にあります。現に以前のHERO+シリーズはコストのみが差別化要因として存在していたといっても過言ではありません。然しながらSessionの価値はコストだけではありません。

Sessionの魅力はなんといってもその小さなボディにあります。奥行き自体はBlackよりも厚くなっていますが、□35mmの正方体は動作物の先端に付けても邪魔になることがありません。Sessionはその小ささが故にBlack以上の臨場感の溢れる映像を捉えることができ、それでいてBlackに見劣りしない性能を持ち合わせ、且つコストを抑えることも出来るのです。

  • 本体価格¥39,500(税別)※HERO5発売当時の価格
  • 手ブレ補正(電子)搭載
  • 10m防水
  • 音声コントロール

2つの機種に絞り明確なターゲット戦略をとり始めたGoProですが、実はHERO5はまだその性能において最先端に立っていたわけではありません。小型軽量ハイパフォーマンスとアクションカメラの中では秀でた部分を持ち合わせながら、ビデオ性能においてはまだ伸びしろを持っていたのです。
そこで登場したのがHERO6です。

GoPro HERO6の紹介

HERO5の次世代機であるHERO6は、HERO5発売から数年間の沈黙を経て満を持してお披露目されたその姿に、良い意味で期待を裏切られた機種でもあります。

HERO6はBlackの1機種のみで、その姿はHERO5 Blackと外形状は全く同じです。

GoPro HERO6 Black

全く同じ外形状のボディは、様々なGoProアクセサリをそのまま使い続けられるというユーザーフレンドリーな仕様です。然しながらその外観とは裏腹に大きなスペックアップを果たしています。
HERO5とのスペック比較は次の通りです。

HERO6 Black HERO5 Black
ビデオ 4K/60fps
1440P/60fps
1080P/240fps
4K/30fps
1440P/80fps
1080P/120fps
フォト 12MP/30fps
連写タイムラプス
12MP/30fps
連写タイムラプス
ビデオ安定化 ◎(Advanced)
風音低減機能
10M防水
音声コントロール ◎(Expanded)
Wake on Voice
クラウドアップロード
GPS位置情報取得
RAW+WDR写真
タッチズーム
HDR撮影

このスペック差を創り出しているものは全く新しいGP1チップによるものです。HERO5比にして約2倍の処理性能をもつGP1チップは、ディスプレイ操作を軽快にし高フレームレートを実現しています。更にビデオ安定化機能も高度化したことで、より滑らかで より臨場感のある映像を得ることが出来るようになりました。

現在のアクションカメラ分野において、HERO6 Blackが最高峰のカメラであることは間違いないでしょう。

シチュエーション別機種選択 2018年版

現在GoProが発売しているHEROモデルはHERO6 Black、HERO5 BlackそしてエントリーモデルであるHEROの3機種です。(公式ではSessionの発売は終了しています。)
GoProは既にアクションシーンだけでなく日常シーンまでをもターゲットとして広げており、そのために長時間撮影に対応出来るバッテリー交換型タイプ、且つ操作性の良いタッチディスプレイ搭載機種である3機種へと絞り込みました。
これは共通部品化を促進し、C/Dによる日常ユーザーへのシェア拡大を図っていると推測されます。

然しながらそれでもコンデジに比べれば高価なGoProは、ハイエンドユーザーからコンデジユーザーまでのニーズ別に スペックとバリューのバランスを3つの機種で対応した訳です。
この中で機種を選ぶ場合、シチュエーションと言うよりはスペック(映像の精度)と価格が選択の基準になります。

簡単な言葉で比較するならば、HERO6はプロモデル、HERO5は標準モデル、HEROはエントリーモデルと表すとしっくりくるのではないでしょうか。

  • GoPro HERO6 Black:プロモデル
  • GoPro HERO5 Black:標準モデル
  • GoPro HERO:エントリーモデル

エントリーモデルであるHEROは、2018年4月に新たにラインナップした機種です。より身近にGoProをという目的が価格設定から汲み取れますが、使用できるシチュエーションとしてはかなり限られた範囲になります。スペックとしても低いレベルに位置するため、それを割り切ってでも選択するという強い意志がある方以外には おすすめしない機種になります。
※もしエントリーモデルを検討されているのであれば、低価格アクションカメラという選択もあります。

標準モデルであるHERO5とプロモデルであるHERO6のスペック差は先に載せた通りですが、大きくは処理性能の向上による「映像の安定化」と「フレームレートの増加」です。
スロー映像を撮りたい場合や大画面への投影など、個人的な映像を超えるような使用を求める場合はHERO6のスペックが必要になりますが、SNSなどのスマホメディアでの公開や、個人的な記録の範囲であればHERO5のスペックで十分だと思われます。
但しビデオ安定化性能はHERO6でかなり向上しているため、ジンバルを使用せずに歩行撮影などをする場合は、HERO5よりもHERO6の方が適しています。

GoPro HERO6 Black

GoPro HERO5 Black

プロ仕様
振動が多い撮影や歩行撮影をする
スローモーション撮影を楽しみたい
標準仕様
定点撮影やジンバルを使用して撮影する
スマホメディアや個人的な使用が目的

HERO Blackモデルはオールマイティーなユーザーニーズに対応できるマルチなカメラです。
しかし小型であるために取り付け場所を選ばなかったSessionの方が、よりアクティブなシーンに適していたことは事実です。
もしあなたがSessionを求めるなら、既にGoProは販売レパートリーからSessionを外しているため、市場に出ているものから入手する必要があります。

GoPro HERO5 Session


4K/30fps、1440p/60fps、1080p/90fps

バッテリー交換不可、10m防水、音声コントロール、ビデオ安定化

合わせて揃えたいアイテム

最後にGoProを使うにあたり必須といえるアイテムの紹介です。

microSDXCカード

GoProで撮った映像や画像などを保存するためのストレージです。GoProは内部メモリを持っていないため、撮影にはmicroSDカードが必須です。特に高画質撮影に対応するGoProには高性能なmicroSDカードが求められているため、十分なスペックであることを確認しましょう。


保護フィルム

レンズと液晶面を保護する硬度9Hのガラス保護フィルムです。スマホ以上に衝撃や傷の原因を受けやすいGoProには必須アイテムでしょう。

COMMENT

GoProは体験をそのまま記録に残すことが出来るアイテムです。楽しかった場面や感動の時間、真剣なまなざしなど その時の細部に至るまでを体験の最先端で記録してくれます。それは時に本人ですら気付かなかった一瞬までも。
よりアクティブに、外へと駆り発てるGoProを、あなたも手にしてみてはいかがでしょう。

OUTDOOR STYLES.

GoPro hero7 Black