ザックの中の荷物を整理するのに不可欠なスタッフサック。
衣類やシュラフなどを種類ごとに纏めることで、出し入れがしやすくなると共に汚れや濡れからも防ぐことが出来ます。
スタッフサックは収納以外になかなか使いどころのない物のため、限りなく軽く、多性能のものがおすすめです。
今回は軽くて耐久力に優れるダイニーマ®を素材としたスタッフサックを紹介しましょう。
ダイニーマ®とウルトラライト
ダイニーマ®(Dyneema®)は超高分子量ポリエチレンを原料とする繊維です。
軽量、高強度、耐久性、対候性を備えた次世代高機能素材で、登山やハイクなどの高い負荷のある活動をサポートすることが出来る素材です。
軽量
ダイニーマ®は非常に軽い素材です。
ギアに活用することで装備の重量を大幅に軽減することが出来ます。
高強度
ダイニーマ®は重量比で鉄の約15倍の強度(引張強さ)を備えます。
登山などの過酷な環境にも耐えるため、荷重や擦れが加わるロープやザックなどにも使用されます。
耐久性、対候性
ダイニーマ®は耐水性や紫外線耐性にも優れるため、悪天候や紫外線の強い高所でも活躍します。
これらの機能を活かし、テントやシェルターの素材としても活用の幅が広がっています。
ダイニーマ®のアウトドアギアへの活用は、主にDCF(Dyneema®︎ Composite Fabric)と呼ばれる積層ラミネート生地へと加工され使用されます。
DCFは、ダイニーマ®を含むベース素材の組み合わせなどにより様々な種類がありますが、何れも軽量、高強度、耐久性、対候性などの優れた機能を備えた生地です。
これらの機能がギアへ活用されることで、装備の重量を抑えながら安全で快適な山行へと導き、特に縦走や長距離、長期間登山などでそのメリット、恩恵を大きく感じる事でしょう。
厳選 ダイニーマ®を使用したULスタッフサックの紹介
スタッフサックはザック内の荷物を収納するための袋です。
衣類やシュラフ、食料など、収納するものに制約はありませんが、ある程度の種類、量で区分けすることで扱い易くなります。
また、防水性のあるダイニーマ®製のスタッフサックであれば雨などの濡れから防ぐことも出来ます。
それではダイニーマ®コンポジットファブリック(DCF)を使用したスタッフサックを紹介しましょう。
LITEWAY / ライトウェイ
ライトバッグDCF
LITEBAG DCF
RIDGE MOUNTAIN GEAR / リッジマウンテンギア
スタッフサック
Stuff Sack
HIGH TAIL DESIGNS / ハイテールデザイン
ドローストリング スタッフサック
Drawstring Stuff Sack
HIGH TAIL DESIGNS / ハイテールデザイン
スタッフサック
Stuff Sack
HYPERLITE MOUNTAIN GEAR / ハイパーライトマウンテンギア
ドローストリング スタッフサック
DRAWSTRING STUFF SACKS
0.3L | 1L | 2L | 3L | 4L | 9L | 13L | |
サイズ | 10.2×15.2cm | 14.6×17.8cm | 20.3×25.4cm | 22.9×30.5cm | 25.4×35.6cm | 30.5×43.2cm | 35.6×48.3cm |
ファブリック | DCF8(White or Green) DCF11(Gray) |
||||||
重量 | 約4g(DCF8) 約4g(DCF11) |
約5g(DCF8) 約7g(DCF11) |
約8g(DCF8) 約10g(DCF11) |
約9g(DCF8) 約13g(DCF11) |
約11g(DCF8) 約15g(DCF11) |
約14g(DCF8) 約20g(DCF11) |
約17g(DCF8) 約24g(DCF11) |
HYPERLITE MOUNTAIN GEAR / ハイパーライトマウンテンギア
ロールトップ スタッフサック
ROLL-TOP STUFF SACKS
Samaya / サマヤ
ドライバッグ
DRYBAG
スタッフサックはドローストリング型とロールトップ型の2種類が主流です。
ドローストリング型は口元を完全に閉じる事が出来ませんが、ザック内での圧縮や空間へのフィット性に優れます。
一方、ロールトップ型は密閉性が高く防水性能に優れますが圧縮にコツが必要です。
収納物に合わせてタイプやサイズを選択すると使いやすいでしょう。
免責事項
Dyneema®︎及びダイニーマ®︎、”Dyneema®︎ The World’s Strongest Fiber™”は、米国アビエント社の商標です。
商標の使用には、アビエント社の正式な許可が必要です。