アウトドアでのシェルターの役割はとても重要です。
雨風から非難するための場所や、害虫から子や食べ物を守るための場所など、シェルターひとつで快適さがぐんと変わります。
でも快適さだけではキャンプを満喫することは出来ません。
広がる景色や流れる香りなど、自然の中での開放感を肌で感じることもキャンプを満喫する上では必要不可欠です。
そこで今回は、快適さと開放感をシチュエーションに合わせてアレンジ出来るオールラウンドなフルメッシュ型のシェルターを紹介します。
フルメッシュシェルターってなに?
シェルターとはリビングスペース用のテントのことを言いますが、一般的にはフロアシートのないスクリーンタープ型が基本の形として認識されています。
(画像出典:Amazon)
近年はキャンプスタイルの増加と共にテントやタープの種類が多様になり、中にはテントとしても使えるシェルターや、ツールーム型のテントをシェルターとして使うスタイルも一般的になってきて、シェルターにもはっきりとした区別がなくなってきています。
そんなシェルターですが、ひとつ変わらないところがあります。
それは雨や風、害虫などの侵入をしっかり防ぐために、出入口を含めて全面がアウターにより覆われた構造であるということです。
悪天候時や寒い季節にはこのアウターによりしっかりリビングが守られ、快適に過ごすことが出来ます。
でも完全に覆われた状態だと景色が見れないどころが室内の空気がよどみ、決して快適な空間ではありません。
そのためシェルターには換気を促すためのメッシュウィンドウが備わっていますが、今回紹介するフルメッシュシェルターは、サイドパネル全てにメッシュパネルを備え、換気だけでなく外の景色や香りを直に感じることが出来るシェルターです。
勿論大雨の時にはフルクローズにもでき、雨風を確実に防ぐことも出来ます。
フルメッシュシェルターは、シチュエーションに合わせて最も快適となる開放状態がアレンジ出来る機能性の高いシェルターです。
厳選 フルメッシュシェルターの紹介
フルメッシュシェルターは、メッシュやパネルの使い方で自由にスタイルを作り出せる魅力があります。
それぞれの特徴を含めておすすめを紹介しましょう。
snow peak / スノーピーク
リビングシェルロング Pro.
広いリビングはインナーテントを入れてツールームとして利用したり、ランドブリーズなどとドッキングしてシームレスなリビングスペースとして使用することも出来ます。
家族の成長に合わせてスタイルを変えることが出来るシェルターです。
サイズ | W530×D415×H220cm |
主生地 | 150Dポリエステルオックス |
耐水圧 | 3,000mm |
収納サイズ | 80×28×30cm |
重量 | 約18.6kg |
ogawa / 小川
アポロン
Apollon
多人数収容できる広い室内に対し、片側3面のパネルはいずれも出入口として使用できる構造で、レイアウトアレンジに頭が痛くなるほど楽しい。
サイドのパネルは跳ね上げも可能なため、室内外を有効に使えるのも魅力。
信頼できる堅牢な骨格と造りで、あなたのキャンプライフを支えてくれます。
サイズ | W320×D585×H210cm |
インナーサイズ | W300×D210×H180 |
耐水圧 | 1,800mm(フロアシート1,800mm) |
収納サイズ | H35×W45×D80cm |
重量 | 約23.0kg |
SABBATICAL / サバティカル
アルニカ
ARNICA
室内でも立って過ごせる程の大型シェルターですが、両サイドのブリッジフレームにより高い耐風性と剛性もしっかり備わっています。
シンプルな形だからこそ様々なシーンに適応できることがアルニカの強みでしょう。
サイズ | W620×D320×H210cm |
インナーサイズ | W220×D300cm |
生地 | ポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
収納サイズ | W42×D81×H35cm |
重量 | 約20.5kg |
ogawa / 小川
ファシル
Facil
クロスポールによる高い剛性も強みです。
サイドパネルは上部3分の2がメッシュで残りをポリエステルパネルとしたことで、開放感と共にプライバシーの確保を両立しています。
小グループに丁度良いサイズ感は、団欒の際の距離感を縮めてくれることでしょう。
サイズ | W495×D265×H180cm |
生地 | ポリエステル75D |
耐水圧 | 1,800mm |
収納サイズ | 72×30×30cm |
重量 | 約13.6kg |
フルメッシュシェルターは、快適さに加えその優れた開放感が魅力的なギアです。
更にキャンプに欠かせないSNS映えも良いので、これからタープやシェルターを選ぶ方は是非フルメッシュを検討してみてください。