【焚火に必要な3種の道具】おすすめの7つの焚火ギヤ

Outdoor Gears

野営のひとつの楽しみでもある焚火。焚火は寒さを凌ぐためだけでなく調理の火元として使用したり、ソロキャンプでは安全と安心の確保のためにも行われますが、何よりも炎の揺らめきや薪の弾ける音には、至福の癒しがあります。

そんな至福の時間を十分楽しむためには、少なくとも3つの道具が必要とされています。今回は焚火のための三種の神器ともいえる3つの焚火ギヤを紹介しましょう。

焚火を楽しむための3つの道具

焚火を楽しむためには最低3つの道具が必要です。焚火の燃料となる薪を作る道具、焚火が自然を破壊しないようにするための焚火台、そして火を起こすための着火道具です。

これらには決まったひとつの道具がある訳ではないため、数ある道具の中からシチュエーションやスタイルに適した道具を選ぶ必要があります。今回は3つの場面で必要となる、おすすめの焚火ギヤを紹介します。

その1.薪作りギヤ

まずは焚火の燃料となる薪を準備するための道具から。薪作りは元となる木をどう調達するかにより必要な道具が変わります。一般的なキャンプ場で薪を購入する場合、既に大振に割られた薪が入手できるため、道具としては大振の薪を細く割るための斧(オノ)や鉈(ナタ)が必要になります。

ブッシュクラフトのように自然の中から薪となる木々を調達するような場合には、太い枝などを切断するための鋸(ノコギリ)や、小さな枝を切断したり削いだりするためのサバイバルナイフが適します。

調達する原材料やキャンプのスタイルによって道具の使い分けは重要になりますが、どの道具も持っておいて損はありませんので、順番にでも揃えることをおすすめします。

それでは薪割ギヤを厳選して紹介しましょう。

厳選 薪割ギヤ

Husqvarna / ハスクバーナ

手斧 50cm

薪割用の斧として人気の高いハスクバーナの斧。用途に合わせてサイズが用意されているが、キャンプには使い勝手と持ち運び易さのバランスが良い50cmがおすすめ。

サイズ 17.5×50cm
重量 1.4kg

(画像出典:Amazon)

Silky / シルキー

ポケットボーイ170

携帯性の良い折り畳み式の鋸。様々な種類の替え刃が用意されているため、キャンプ以外の用途でも使い倒せる。

全長 折込時:210cm、使用時:375cm
重量 225g

(画像出典:Amazon)

冒険倶楽部

なたとのこ

鉈と鋸がセットになった冒険倶楽部の なたとのこ。枝打ちから切断、薪割まで、この2本があれば出来ないことはありません。低価格にも拘らず品質が良いと評判の製品で、初めての焚火ギヤとしておすすめです。

全長 鉈:350mm、鋸:340mm
重量 鉈:380g、鋸:90g

(画像出典:Amazon)

Morakniv / モーラナイフ

Bushcraftナイフ

高炭素鋼刃にブラックコーティングによる錆止めが施されたBushcraftナイフは、数あるモーラナイフの中でも優れた強度を誇ります。切断や切削だけでなく、バトニングによる薪割にも耐える強靭さを備え、それでいてストレスを感じさせない軽さを実現しています。背にはファイヤースターターが削れるようにエッジが残されているのも嬉しい。

全長 23.2cm
重量 123g(ナイフのみの重量)

(画像出典:Amazon)

その2.焚火台

次に紹介するギヤは焚火台です。焚火台は焚火の熱から自然を守るための重要な道具です。多くのキャンプ場では焚火台無しでは火を起こすことが出来なくなっていますので、キャンプに行くのであれば必ず準備する必要があります。

焚火台は使い勝手にも外観にも様々な種類があり、多くのアウトドアブランドから販売されています。あまりにも種類が多くこの記事内では絞り切れませんので、より詳しく紹介している次の記事をご覧ください。

その3.火起こしギヤ

焚火台と薪が揃えばあとは火を起こすのみ。火を起こす作業はいつになってもワクワクしますよね。初めの頃は太い薪まで火を移すのに苦労するため、簡単に火が作れるライターなどがおすすめですが、慣れてきたらファイヤースターターなども火起こしに味わいが出るためおすすめです。

火起こしはキャンプの醍醐味でもあるため、出来ればファイヤースターターなどで格好良く決めたいところですが、逆に手間取っては限りある時間を有意義に過ごせませんので、無理せず使える道具を持っておきましょう。

厳選 火起こしギヤ

SOTO / ソト

スライドガストーチ

小型でコスパに優れる、燃料充填式のガスライター。火元が伸ばせるため使い易く携帯性が良い。焚火だけでなくランタンやバーナーなど、キャンプでは様々な物に着火することがあるため、取敢えず1本持っておくと良いでしょう。ファイヤースターター挑戦時の安心材料にもなります。

サイズ 1.8×3.5×11-18.5cm
重量 55g

(画像出典:Amazon)

UCO / ユーコ

ストームプルーフマッチキット

何よりも信頼性の高い着火道具である防水マッチ。雨に濡れても風に吹かれても、15秒ほどは確実に燃えてくれます。防災用としてもおすすめです。防水ケースに25本のマッチとストライカーが2枚付いています。

サイズ Φ39×79cm
重量 42g

(画像出典:Amazon)

Bush Craft / ブッシュクラフト

Fire Steel

マグネシウムスチールロッドを削ることで火花を散らすことが出来る着火道具。火花から火元を作るため高度な着火技術が必要となるが、より焚火の炎に愛着が沸いてくる玄人好みのギヤ。

サイズ ロッド:60×9.5cm
重量 55g

(画像出典:Amazon)

今回紹介した3種の道具は焚火をするためには欠かせない道具です。あなたのキャンプスタイルに合う道具を是非見付けていただき、至福の時間を楽しんでください。

最後に、焚火は場所や時間への気配りが重要です。皆が安全に過ごせるよう、安全・安心を常に意識しましょう。