ダブルよりシングル。直火OKなシングルマグなら冬でも熱い!

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キャンプでの一息に、その手の中に納まるマグは、長いアウトドアの時間を共にする相棒でもあります。だからこそ見た目にも機能にも拘りたいギヤのひとつです。

そんなマグにはいくつか種類がありますが、特に保温性を高めたマグには多くの種類があります。ですが、本当に保温性が高いことは良い事でしょうか?

今回はシンプルだが愛用されるシングルマグの魅力を紹介します。

シングル マグとは

アウトドアで使用するマグは一般的にキャンピングマグと呼ばれ、壊れ難い材質のものが好まれています。

昔ながらの
ホーローマグ

熱が伝わり難い
プラスチックマグ

無骨さが光る
金属マグ

(画像出典:Amazon)

その中で、金属製のシングルウォール構造のマグをシングルマグと呼びます。

シングルウォールとは

マグの構造にはシングルウォールとダブルウォールがあります。その名の通り、1枚の壁か2枚の壁かという構造の違いです。

次の写真はシングルマグ(左)とダブルマグ(右)の断面で、シングルマグがシングルウォール構造、ダブルマグがダブルウォール構造です。

(画像出典:snow peak)

シングルウォール構造はマグの壁となる金属プレートが一層の構造で、ダブルウォール構造は金属プレートが二層になっており、更に金属プレート間に空間が作られていることが大きな特徴です。

ダブルウォール構造の空間の目的は断熱性の向上です。マグの内と外を金属1枚で隔てるより、二層にして熱伝導率の低い層を作る方がより断熱性が高くなります。一般的にダブルマグと呼ばれるものはこの空間が空気の層で、更に断熱性を高めるために真空層にした真空ダブルマグと呼ばれるものもあります。

保温性を高めたダブルマグに対して、言うなれば冷めやすいシンプルな一層構造のマグがシングルマグということになりますが、シングルマグにはシングルマグの魅力があります。

シングルマグの魅力

ダブルマグに対して機能的に劣っているかのように紹介をしたシングルマグですが、決してそうではありません。何を機能的かと捉えるかによってメリットやデメリットは時に反対にもなります。

シングルマグとダブルマグの機能差は保温力ですが、シングルマグにはダブルマグでは出来ない使い方が出来ます。

それは加熱です。

ダブルマグは二層の金属プレートで作り出される密閉空間があるため、直火に掛けると破損してしまいます。しかしシングルマグはクッカーと同じように直火に掛けられるため、冷めた飲み物を温め直すことが可能です。寒い冬は例え保温性が高くても飲み物の温度はどんどん下がっていきます。団欒の場では飲み忘れることも多いため、高い保温性よりも再加熱できる構造の方が重宝されることも多々あります。

また、シングルマグはシンプルな構造から軽量且つコンパクトという特徴もあります。登山など積載を減らしたい場合には軽量であるシングルマグがよく選ばれます。

何を機能性と捉えるのか、それはあなたのアウトドアスタイル次第ですが、ここにシングルマグの魅力があります。

snow peak / スノーピーク

チタン シングルマグ 300

シングルマグと言えばスノーピークのチタンシングルマグ、と言われるほどアウトドアマンからの信頼が厚い逸品。サイズは220、300、450mlの3種。金属マグの中で最軽量且つ高強度を誇るチタン製で、職人がひとつひとつ手作りで作り上げる高品質なマグです。

(画像出典:snow peak)

今回はシングルマグを焦点に魅力をお伝えしましたが、ダブルマグやその他のマグより優れているという事ではありません。例えばダブルマグはマグ本体が熱くなり難いため、子供でも安心して扱えるなどのメリットがあります。使う人やシチュエーションに合わせる事がギヤ選びではとても大切で、今回の記事があなたのギヤ選びをサポート出来たなら幸いです。