季節問わず使い倒せるツーポールシェルター。中でもニーモのヘキサライトは優れたコスパで高い人気を誇ります。しかしこのツーポールシェルターには使えば使う程気になる悩みがあります。ほぼ全てのユーザーが感じるその悩みには、アレンジでカバーしたりDIYで工夫したり、時に我慢したり・・・人それぞれ手持ちのアイデアで耐え忍んできました。
今回、そのツーポールシェルターの悩みに対して、遂に本家が対策を取ってくれたので紹介しましょう。
ツーポールシェルターってなに
ツーポールシェルターとは2本のポールがアウターを支える形のシェルターで、ツインポールシェルターとも呼ばれます。
設営のし易さと豊富なアレンジバリエーションが人気で、ソロからグループまで様々なシチュエーションに対応出来る万能型シェルターです。

しかしこの万能ともいえるシェルターですが多くのユーザーを悩ませてもいます。シンプルな構造で設営のし易さを追求した2本のポールは、どんなアレンジをしてみても有効スペースの中央ともいえる部分にそびえるため、「ポールがなければ・・・」と多くのユーザーが一度は感じたことがあるでしょう。
上手くかわしながら・・・動線をずらして・・・など、それもひとつの楽しみかもしれませんが、業を煮やしたユーザーは自作の二股ポールをDIYしてみたり、後に登場したDODのフタマタノサソイを流用してみたりなど、やはりポールがない方が使い勝手は格段に良いという結論です。
そんなユーザーの悩みに遂にニーモが動きました。
NEMO純正二股ポール
正式名称は「ADJUSTABLE TARP POLE EXTENSION/アジャスタブル タープ ポール エクステンション」。
ポール2本をこの可動式アタッチメントに連結することでA型ポール化することが出来るギヤです。メインポール2本を連結しアウターに沿うようにポールを広げることで、有効スペースにポールを立てずにアウターを支えることが出来ます。
設営時は二股を閉じて立て、その後徐々にポールを開いていくことで一人でも簡単に設営することが可能です。開いたポールは付属のポケットで地面に連結することができ、これにより幕に負担を掛けずにしっかり張ることが可能です。
二股アタッチメントがあれば、今まで肩身狭く立っていたポールも悠々と大股でそびえることができ、室内スペースも無駄なく使えて快適なキャンプライフが送れるでしょう。
立て易く過ごし易いが両立できる二股アタッチメントで、快適なキャンプライフへステップアップしてみてはいかがでしょう。
(画像出典:NEMO)