登山やハイクでは、携行負荷を考えチェアを持って行かない選択をするハイカーは多いでしょう。
しかし、テント場での時間が長い山行となると、その考えが覆ることも往々にあります。
チェアを持って行くかどうかは移動距離と積載負荷のバランスに依るところとなりますが、携行負荷が小さくなれば快適な休息への選択を気軽に行えますよね。
今回は携行負荷の少ないUL仕様のグランドチェア「FIELD RECORD / FR-CCF」を紹介しましょう。
グランドチェアとは
グランドチェアは、アウトドアで使用する座椅子です。
地面に腰を下ろして過ごす「地べたスタイル」で用いられるチェアで、直接地面に座るよりも座面にクッションがあるためお尻に優しく、更に背もたれを備えるため体を預けて腰を休める事が出来ます。
自然や焚火をより近く感じる地べたスタイルキャンプや、キャンプチェアの運搬が困難な登山用のチェアとして活用されます。
FIELD RECORD / フィールドレコードとは
フィールドレコードは2018年に設立されたアウトドアギアのメーカーです。
「人々が過ごした大地での時間が、豊かな記憶として刻まれ続ける事を願う」そんな思いをブランド名に込め、耐久性と軽量化を考慮したオリジナルギアを創り出しています。
フィールドレコードはアフターサービスにも重点を置くメーカーで、迅速な修理、交換に対応出来るように日本国内での生産にも拘る信頼性の高いメーカーです。
FR-CCF / チェアカーボンフィールド
チェアカーボンフィールドは、フィールドレコードが目指す耐久性と軽量化を形にしたチェアのひとつです。
(画像出典:FIELD RECORD)
チェア形状の維持と荷重支持は、この3つのパーツが組み合わさることで実現しています。
チェアカーボンフィールドには、その名が示すように軽量且つ剛性の高いカーボンをフレームに採用しています。
これにより、僅か270gという超軽量な座椅子へ仕上げています。
チェアカーボンフィールドの特徴
超軽量で携行負荷が少ない事はチェアカーボンフィールドのひとつの特徴ですが、チェアとして当然の機能においてもフィールドレコードは妥協をしません。
アルミ蒸着フィルムが熱を反射することで地面の冷気を遮断し、フォームマットのクッション性がお尻への負担を減らします。
(画像出典:FIELD RECORD)
背もたれを支えるカーボンフレームには背中への負荷を減らすV字型を採用し、軽量でありながらしっかり体を支えます。
シート角度はラダーロックの長さで行え、体格や姿勢に合わせた微妙な調整が可能です。
角度だけでなく、より体にシートがフィットするようサイドのスウィングは立体縫製され、且つ収納時にはコンパクトに折り畳めるよう設計されています。
(画像出典:FIELD RECORD)
サイズ | W43×L52×H40cm |
収納サイズ | W29×L21×H8cm |
重量 | 約270g |
携行性は勿論、チェアの本質機能である座り心地にも拘り作られたグランドチェアが、フィールドレコードのチェアカーボンフィールドです。
まとめ
耐久性と軽量化を追うフィールドレコードのギアの中で、快適性とのバランスを捉えたチェアがFR-CCF/チェアカーボンフィールドです。
このバランスの良さは活用範囲を広げ、キャンプでも山行でも汎用的に持ち出せるでしょう。
山行での休息を快適にしたいハイカー、地べたスタイルを楽しみたいキャンパーには特におすすめです。
FIELD RECORD / フィールドレコード
チェアカーボンフィールド
FR-chair carbon field
サイズ | W43×L52×H40cm |
材質 | 100%カーボンファイバー3K / LDPEフォーム アルミ蒸着フィルム / ポリエステルフィルム リップストップナイロン / コーデュラ |
収納サイズ | W29×L21×H8cm |
重量 | 約270g |
(アイキャッチ画像出典:FIELD RECORD)