BLACK BEAKの発売によりその名を轟かせたアウトドアブランドMURACO。
黒と白の斬新なモノトーンデザインと、金属加工技術をベースとする高い品質が多くのアウトドアファンを惹き付けています。
そんなムラコが次に挑戦するのは、より高い品質とシビアな設計が要求される山岳分野です。
ハイスペックを目指したムラコの新たな挑戦を紹介しましょう。
快適さと超軽量を両立するULテント
ひとつ目に紹介するのはUL(ウルトラライト)テントです。
山岳トレイルなど宿泊用の荷物を背負っての山登りでは、極力ハイク時の負担を減らすために超が付く程の軽量且つ小型のテントが選ばれます。
更にULテントは携行性に優れるだけではなく、過酷な環境下でのキャンプに耐えるよう耐風性や設営性も求められるため、ファミリーキャンプ用テントとは異なる技術も必要でしょう。
そんなULテントとしてムラコが新たに展開するのは「RAPIDE X1/ラピードエックスワン」です。
(画像出典:Amazon)
RAPIDE X1は軽量且つコンパクトな収納力を持ちながら、高い耐風性と十分な前室を備えています。
RAPIDE X1には1人用の1Pと2人用の2Pが準備されており、いずれも個々で使える前室を備える仕様のため、パーティーに合わせたサイズの選択でも悩みません。
→ 1人用のRAPIDE X1-1Pは廃盤となりました。
フレーム構造は、一般的なクロスフレームをセンターハブで繋げる独特の構造で、これにより高い耐風性を実現しています。
強度と使い勝手に優れたULテントとして、幅広く選択される事でしょう。
muraco / ムラコ
ラピードエックスワン2P
RAPIDE X1-2P
悪天候を凌ぎきる山岳キャンプベース
ふたつ目に紹介するのは山岳ベースキャンプ用のテントです。
山岳活動の拠点となるベースキャンプでの利用を想定したテントで、快適性と高い環境耐性が要求されるテントです。
(画像出典:Amazon)
強い日差しや叩きつける雨風、そして吹き荒れる強風に長期において耐えられる強靭な構造が、山岳ベースキャンプ用のテントには求められます。
多くの場合これらには先人が作り上げた特殊なフレーム構造が用いられることで耐環境性は担保されます。
ムラコが展開する山岳ベースキャンプ用テントである「GUSTAV/グスタフ」には、キリマンジャロ登山のツアー会社であるTUSKER TRAIL社が採用した、6本のポールを組み合わせたジオデシック構造が用いられています。
(画像出典:Amazon)
ジオデシック構造による圧倒的な耐風性と居住性は、山岳キャンプはもちろん、様々なシーンで活躍することでしょう。
ムラコは誕生して決して長くないアウトドアブランドですが、確実にその分野に適合したギアを作り上げています。
これからもムラコの継続的な挑戦と進化はきっと続くでしょう。