今回はオープンスペースとプライベートスペースがシームレスに繋がる、シェルターのあるキャンプスタイルを紹介します。
このスタイルは太陽や星空の元で開放的な野遊びを楽しみながら、プライバシーが気になる時にはすぐにプライベート空間に移ることが可能なスタイルなので、アウトドアでもがっつりくつろぎたい方や小さな子供がいるファミリーキャンプにおすすめのスタイルです。
それではシェルターのあるキャンプスタイルにおすすめのギアを紹介しましょう。
シェルターのあるキャンプスタイルとは
シェルターのあるキャンプスタイルとは、シェルターがレイアウトの中心にあるキャンプスタイルです。
ヘキサタープなどのオープンタープと異なり上だけでなく周囲も幕体で覆われているため、フロアのない大きなテントと考えれば相違ないでしょう。
シェルターがあることで野遊びをするオープンスペースと、周囲の目を気にすることなく過ごせるプライベートスペースをシームレスに繋ぐことが出来ます。
ストレスフリーに繋ぐにはやはりフロアレスが非常に便利ですが、まだ上手く歩けない程の小さな子供がいる場合にはフロアを設置しても良いでしょう。
また、シチュエーションによって開放感をアレンジしたい場合には、側面パネルを開放出来るフルオープン型のシェルターを選択するのも良いでしょう。
シェルターはどうしてもオープンタープよりは値が張りますが、その分利便性が高いギアです。
おすすめのシェルター
天候やシチュエーションによってシェルター内にどれだけのギアを配置し、どれだけの人数を収容しなければいけないかは変わりますが、雨天時のキャンプを考えると少なくとも家族とリビングギアは全てシェルター内に入る必要があります。
多くの物や人を効率的に配置しようと思うと、やはりドーム型のシェルターが最適です。
大小様々なギアを配置しながら出入口をある程度好きな位置に設けられるドーム型シェルターは、この上なく便利です。
アイキャッチ画像で使用しているシェルターはDODのファイヤーベースというシェルターになりますが、他にもいくつもドーム型シェルターはありますので、興味がありましたら下の記事をご覧ください。
また、シェルターの機能とテントの機能を併せ持つ2ルームテントというギヤもあります。2ルームテントはテントとシェルターが連結しているテントで、屋外からシェルターへ、シェルターからテントへとシームレスに移動できる快適なテントです。シェルターとテントを両方張るよりも設営し易い点もメリットなので、シェルターのあるキャンプスタイルとしてはこちらもおすすめです。
まとめ
近年のキャンプブームの中ではキャンプ場でプライバシーを確保するのはなかなか難しくなっています。
その点シェルターは他のキャンパーの視線や焚火の煙なども簡単に遮ることが出来るので、繁盛期に人気のキャンプ場に行くのであればもはや必須のギアかもしれません。
また陽射しだけでなく雨風もしっかり防ぐことが出来るので、急な悪天候でも濡れずに、凍えずにキャンプを続けることが可能です。
ファミリーキャンプではシェルターがあるだけで過ごし易さが段違いなので、小さな子供連れキャンプを検討している方は是非チェックしてみてください。