次世代UL素材「ダイニーマ®」を使用したコンパクト軽量ポーチ7選

小物や食料などをまとめて収納するのに便利なポーチ。
スタッフサックと併せてザックの中身を整理するのに欠かせないギアです。

今回は強度や防水性に優れたダイニーマ®を素材とする、軽くて強いコンパクトなULポーチを紹介しましょう。

ダイニーマ® とは

ダイニーマ®（Dyneema®）は超高分子量ポリエチレンを原料とする繊維で、重量比で鉄の約15倍の強度を備える次世代UL（ウルトラライト＝超軽量）素材です。
繊維と言うだけあって、鉄の様な剛体ではなく糸の様な柔軟性を備えます。

アウトドア分野では今回紹介するポーチなどのストレージギアの他、ザックやテントなどの所謂生地を使用するギアの素材として用いられています。

これらのギアにダイニーマ®が用いられる目的はギアの軽量化にあります。
高い強度を誇るダイニーマ®は元来使用していた繊維に対してより軽い重量で同等の強度を確保することが出来るため、UL系装備ではダイニーマ®化されるギアがどんどん増えています。

DCFとは

ダイニーマ®︎コンポジットファブリック（DCF=Dyneema®︎ Composite Fabric）は、ダイニーマ®︎と樹脂などのフィルム素材を積層ラミネートした作られる生地のことで、アウトドア分野においてダイニーマ®を使用したギアとして紹介されるものは、基本的にこのDCFを使用としたギアになります。

次世代のUL素材「ダイニーマ®︎」と「DCF」の特徴を解説

UL（ウルトラ・ライト）を道具に落とし込む方法のひとつに素材の軽量化があります。素材の軽量化では一般的に2つの方法がありますが、今回は素材をより軽く出来るものへと変更する「軽量化素材」の考え方をメインに、ULと素材の関係、そしてダイニーマ®︎とDCFについて技術的視点で詳しく紹介しましょう。

outdoor-styles.com

ダイニーマ®はDCFに加工することで強度と共に防水性や遮光性、UVカット性能など多様な機能を備える高機能生地となります。

これらの機能はアウトドアギアの多くで求められるもので、DCFはアウトドア環境に適した機能をより軽量に実現することが出来る次世代ファブリックです。

厳選 ダイニーマ®を使用したULポーチの紹介

それでは本題のダイニーマ®コンポジットファブリック（DCF）を使用した「コンパクトで軽量、且つ高強度なULポーチ」を紹介しましょう。

sûdsns / スーデザインズ

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ベーシックポーチDCF

Basic Pouch DCF Hybrid

（画像出典：Amazon）

写真の商品ロゴは旧ロゴです。

3,850

サイズ	W21×H14.5×底マチ5cm
ファブリック	Dyneema® Composite Fabric Hybrid
重量	約22g

HYPERLITE MOUNTAIN GEAR / ハイパーライトマウンテンギア

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ジッピー

ZIPPY

（画像出典：HYPERLITE MOUNTAIN GEAR）

参考価格：$30～

	1L	2L	3L
サイズ	7″x3″x3″	9″x3.5″x4″	10.5″x4″x4.5″
ファブリック	DCF11
重量	約17g	約19g	約21g

Zpacks / ゼットパックス

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パッキングキューブ

Packing Cubes

（画像出典：Zpacks）

参考価格：$34.95～

	Small	Medium	Large
サイズ	W13×D13×H13cm	W25×D13×H13cm	W25×D25×H13cm
ファブリック	Dyneema® Composite Fabric
重量	約17g	約21g	約27g

SotoLabo / ソトラボ

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ガスケースDCF

Gas case DCF

（画像出典：Amazon）

3,000～

	OD110	OD250	OD500	CB
サイズ	φ9×H7.5cm	φ11×H10cm	φ11×H15.5cm	φ7×H18cm
ファブリック	Dyneema® Composite Fabric
重量	約4.2g	約5.6g	約6.5g	約4.8g

コンパクトポーチはザックの中の様々な物を整理してくれます。
ザック内で物が散らばることなく、必要な時に必要な物だけをピックアップでき、取り出した後も道具を地面に置くことなくポーチ単位で管理することで清潔に使い続けられます。

ダイニーマ®で作られたポーチは、道具の少ないULスタイルに正にぴったりのギアです。