ミニマルを突き詰めるアウトドアブランド「MUNIEQ/ミュニーク」。
中でも特にウルトラライトなギアは、僅か3gのヘッドランプシェードです。
今回はMUNIEQのヘッドランプシェードの詳細と、3gが秘めるUL的性能について紹介しましょう。
【MUNIEQ/ミュニーク】Headlamp Shade
MUNIEQのHeadlanp Shade(ヘッドランプシェード)は、ヘッドランプと組み合わせることでランタンのような間接光を得られるギアです。
狙った場所を直接的に照らすことを目的としており、指向性のある光で向いている方向のみ照らすライトです。
ヘッドランプシェードは、この指向性のある強い光を柔らかい拡散光に変換するためのギアです。
直線的で限定的な光の照射を得意とするヘッドランプですが、シェードを装着することで広がりを持つ間接光としての役割も担えるようになります。
ヘッドランプシェードの特徴
MUNIEQのヘッドランプシェードが活躍するシーンは、ウルトラライトが活きるシーンです。
機能を凝縮し、荷物を極力減らすミニマルなスタイルにおいて、ヘッドランプシェードは特に効果を発揮します。
MUNIEQのヘッドランプシェードの最大の特徴は、僅か3gという軽さにあります。
アウトドアギアの中でも、これ程までに軽いギアはそうはありません。
この軽さを実現しているのはDCFと呼ばれる次世代材料です。
(画像出典:DSM Dyneema)
超軽量、高強度、高対候性、防水性という4つの特徴を持ち、近年アウトドア分野において注目を得ています。
軽さと共に劣化リスクが極めて低く、過酷なシーンでも安心して使い続けることが出来る材料です。
ヘッドランプシェードの構造
MUNIEQのヘッドランプシェードは構造にも特徴があります。
DCFで作られたシェルは2段に分かれ、ヘッドランプを格納するインナーシェルと光を拡散させるアウターシェルの2層構造になっています。
ペンライトを光源として用いたとしても、必ず光源からアウターシェルまでに空間が作られるため、小さな光をより大きな柔らかい光へと変換することが出来ます。
インナーシェルに入るサイズであれば、光源の種類を選ばずに使用出来るのもこのシェードの特徴です。
また、シェードを使用しない時は小さく折り畳んで隙間に収納することが出来るため、場所も重量も取ることはありません。
ヘッドランプシェードのUL的性能
3gのシェードをギアリストに加えると同時に、より重く大きなランタンをリストから取り除くことが出来ます。
例えば81gのヘッドランプと57gのランタン(CARRY THE SUN)を装備していたハイカーが、CARRY THE SUNの代わりにヘッドランプシェードを装備するようになれば、54gの軽量化となります。
勿論プランによって代替出来る場合とそうでない場合がありますが、機能の統合という基本的なULの考え方において、ヘッドランプシェードが持つUL的性能は魅力的です。
まとめ
MUNIEQのヘッドランプシェードは機能性と耐久性を備えたコンパクトなギアです。
僅か3gという軽さはULギアとして大きなポテンシャルを備え、その恩恵は一考の価値ありです。
ウルトラライトを検討している方は是非試してみてください。
MUNIEQ / ミュニーク
ヘッドランプ シェード(ダイニーマ®)
Headlamp Shade(DCF)