ミリタリー系アウトドアブランド「ONETIGRIS/ワンティグリス」。
野営感の漂う武骨な「住」ギアを中心に、キャンパーの支持を集めているブランドです。
今回紹介する「CONIFER T/C」は、アーミー感と共にスタイリッシュさを取り入れたONETIGRISの新作テントです。
見た目の斬新さだけじゃない、使い易さへの拘りを紹介しましょう。
【ONETIGRIS】コニファー T/C チムニーテント
コニファー T/C チムニーテント(以下コニファーTC)は、煙突ポートを備えたピラミッド型シェルターテントです。
(画像出典:ONETIGRIS)
ONETIGRISの特色でもあるミリタリー調野営感を備えながら、アシンメトリーを取り入れたスタイリッシュさも感じるシェルターテントです。
コニファーTCは4シーズンへの対応と居住性をコンセプトとしたシェルターテントで、独創的なフォルムだけでなく使い易さに拘った特徴がいくつも備えられています。
特徴
独特なフォルムのコニファーTCですが、ベースとなる型はAフレームのピラミッド型シェルターテントです。
Aフレームは二股ポールとも言われるフレーム構造で、2本のポールが頂点で連結された”Aの字”型のポールです。
ピラミッド型テントでは、1本のポールをメインポールとしてアウターを立ち上げる「ワンポール型」が一般的ですが、このポールの代わりにAフレームを用いることで中心にポールがなくなり、テント内の居住空間の行き来が格段に向上します。
(画像出典:Amazon)
コニファーTCではAフレームをフレーム構造のメインとすることで中央のデッドスペースがなくなり、ストレスフリーな出入りとファニチャーの自由な配置を可能にしています。
コニファーTCのベース型はピラミッド型ですが、均等の取れたピラミッド形状ではなく一角を切り取ったようなフォルムがコニファーTCの特徴です。
ベンチレーターはメッシュとプレーンの二重パネル構造で、虫の侵入を防ぎつつベンチレーションの調整が可能です。
下部のベンチレーターの他にピラミッド天頂部にも2か所ベンチレーターが備えられており、夏場の蒸し暑い空気は下部から上部へと排出される構造になっています。
ベンチレーションは、これらのベンチレーターの他、出入口の開放、更にはフロントパネルの跳ね上げにより大きく通気することが可能です。
(画像出典:Amazon)
特にフロントパネルを跳ね上げるフォームでは、太陽が照り付ける夏場や雨天時の活動範囲を広げ、タープがなくても快適な空間を十分に作り出すことが出来ます。
4シーズン対応
4シーズン対応をコンセプトとするコニファーTCは、ベンチレーション調整によるシーズン対応と共に、冬季には煙突をインストール出来るようストーブジャックを備えています。
煙突を使用しない場合はアウターと同じ生地でカバーすることが出来るため、外気との遮蔽と見た目の統一感を保つことが出来ます。
詳細はこちらの記事で確認いただけます。
冬季対応の機能としては、ストーブジャックの他にもスカートが設置されています。
また、雨天時には雫の跳ね返りを防ぎ、テント内を濡れから守る役割も担います。
スカートを使用しない時はフライの裾に留めておけるため、通気を促したり跳ね上げ時のバタ付きを抑制することが出来ます。
これらの冬季対策機能と共にベンチレーションの多様な調整が可能なコニファーTCは、4シーズンにおいて快適に過ごすことが出来るでしょう。
ファブリック
コニファーTCのファブリックにはT/C(通称ポリコットン)が採用されています。
まとめ
コニファーTCはミリタリー系の雰囲気にスタイリッシュさも取り入れた斬新なテントで、特に気候や雰囲気に合わせてスタイルを変えられる自由度が魅力です。
また、見た目のカッコ良さだけでなく、使い勝手の面にも確かな拘りが感じ取れ、様々なスタイルのキャンパーにフィットするでしょう。
ONETGRIS / ワンティグリス
コニファー T/C チムニーテント
CONIFER T/C Chimney Tent