クーラーボックスと言うと夏のイメージがありますが、冬にもクーラーボックスは必要です。
それは移動中の車内など暖かい環境に食材が置かれる事があるという理由だけでなく、真冬の雪中環境で食材が凍るのを防ぐためにも断熱機能のあるクーラーボックスは必須となります。
しかし夏用と同じような保冷力や容量が必要かというと、その限りではありません。
保管しなければならない対象は限られ、保冷よりもある程度の断熱効果が得られれば十分な場合がほとんどです。
そこで今回は、冬キャンプやミニマムな容量を好むソロキャンパー向けの、コンパクトなソフトクーラーバッグを紹介しましょう。
ソフトクーラーとは
アウトドアで使用する保冷ギアには様々な種類やサイズがあります。
多くの人は、所謂クーラーボックスと呼ばれる硬い箱型の保冷庫を想像すると思いますが、ソフトクーラーは柔らかい材質で作られた保冷ギアです。
保冷能力は断熱材の量や気密性などに左右されるため、ハードタイプの方が保冷力があるとは一概に決めつける事は出来ませんが、一般的にハードタイプの方が水や汚れには強いとされています。
それぞれのタイプで良さは異なりますが、ソフトクーラーの最大の魅力と言うと形を変化させられる事でしょう。
例えば多少クーラーの幅より長い物を収容したい場合でも、ソフトクーラーであれば変形させて収容することが可能です。
種類によってはもともと変形性を活かした設計がなされたものもあり、ケースの形を変えて容量を増減出来るものもあります。
ソフトクーラーはこの変形出来る事がひとつの魅力であり、特にコンパクトなもの程この性能が活きてきます。
厳選 コンパクトなソフトクーラーバッグの紹介
ソフトクーラーの中でも特にコンパクトな種類にソフトクーラーバッグがあります。
ソフトクーラーバッグはクーラーボックスと言うよりはバッグに近いサイズとフォルムが特徴で、片手で優に持ち運べるハンドバッグサイズのものになります。
それでは容量5L前後の非常にコンパクトなソフトクーラーバッグを紹介しましょう。
GORDON MILLER / ゴードンミラー
GMLソフトクーラーバッグSS
GML SOFT COOLER BAG SS
サイズ | W20×D10×H29cm |
ファブリック | メイン:CORDURA® 底:PVCターポリン |
容量 | 約5L |
重量 | 約400g |
bellroy / ベルロイ
リトルクーラーキャディ6L
Lite Cooler Caddy 6L
サイズ | W21×D15×H37cm |
ファブリック | デュラライトリップストップ |
容量 | 約6L |
重量 | 約155g |
CAPTAIN STAG / キャプテンスタッグ
76シリーズ トートクーラーバッグ S
サイズ | W33.5×D12.5×H19.5cm |
ファブリック | ポリエステル600D |
容量 | 約4L |
重量 | 約170g |
BUNDOK / バンドック
クーラーバック 5L
サイズ | W23×D17×H19cm |
ファブリック | ポリエステル |
容量 | 約5L |
重量 | 約280g |
Oregonian Camper / オレゴニアンキャンパー
クーラーパック 8
COOLER PACK 8
単体での使用の他、同社製ハードクーラーボックス「HYADクーラー27」のハーフインナーとしても使用可能。
デザインも魅力で、トポグラフィー柄の他に3つのカラーバリエーション展開をしています。
350ml缶を6本収納可能です。
サイズ | W21×D14×H26cm |
ファブリック | 210D POLYESTER(ポリエステル) |
容量 | 8QT(約7.6L) |
重量 | 約150g |
ミニマムサイズのソフトクーラーバッグは収容出来る量に限りがありますが、サイズがフィットすれば荷物を小さく、軽く出来るという大きなメリットがあります。
保冷の必要な食材をミニマムに抑えるキャンパーや、雪中キャンプなどクーラー容量が少なくて良いシーンに特におすすめです。